2020年12月16日水曜日

2020年の内省024_12月03日 - 12月15日: 学位論文Minor Reviseで返ってきた! 実る成果はすぐそこだがしかし...ー暗剣殺に気を付けて、来年一年に備えよう。

先日、四柱推命の先生に未来のことだとか住まいのこと、生活のこといろいろ教えてもらいました。来年は9-10年に一度回ってくる願ってもみない大吉年らしいです。しんどかったのがようやく、、少しだけ報われると考えると方が軽くなった。しかしながら、慢心は禁物とのこと。おごり高ぶったり調子に乗った行動をとると信頼・与信をうしなってしまうらしいです。したがって、2021年は次の一年に向けた下積みの年にするのがいいだろうとのこと。強かにしたためたい。また、次のアカデミアでのポストは東西南北いろんな方位をみてみたところ、東か北に拠点を置いた方がよさげだとのこ...

2020年12月6日日曜日

中国伝統医学 (中医学, TCM)のお話

中国伝統医学のお話ややもすると少し怪しなイメージを抱かれがちだが、本当にそうだったのだろうか。効かないという証拠がないことは、効かないことの証拠にはならない。(The absence of evidence is not the evidence of absence.)代替医療といった言葉も出てきているが、今やいつの間にか西洋医学・RCTが神格化されてしまった。でもまてよ、人の生命を観るには、多角的な視点があってもいいはずだ。西洋医学以外の型で人を見つめることは悪なのだろうか。「球」を同じ方向から見ていては、誰にもその反対側が見えなく...

アートと医療の交差点

◆: アート×医療のプロジェクト記事(メディア)●: プロジェクト例====================【ホスピタルアートを実践している病院】亀田総合病院北原国際病院成育医療センター====================●ホスピタルクラウン訪問で入院患児の疼痛・不安が改善https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33328164/Lopes-Júnior LC, et al. Effectiveness of hospital clowns for symptom management in paediatrics:...

ALS 嘱託殺人事件@京都

●「私だったら死ぬ」投稿はヘイトスピーチ 立岩教授に聞く ALS「安楽死」事件20.08.23. (個人的にこの記事での指摘はとても重要. )・死にたいと思っている人がいて、それを助ける人がいる。その構造は共通している。・安楽死の法制化を言う人は、「助ける」度合いや条件をルール化して「ちゃんとした」制度を作ろうと試みるが、そもそもの構造が間違っている、とまず指摘しておきたい。死にたい人を助けること、それ自体がダメだ、と。 ― 自殺する自由、死ぬ権利という言い方もある。では、その自由がない人、権利を行使できない人はどうするのか。例外的に「死を助ける」ことはあり得るのでは?→ 自殺の問題から考えると良いかもしれない。「死にたい」という人はたくさんいるが、「死ねる」制度やルールを作るべきだろうか。社会としては「死にたくてもやめなさい」という立場を取るべきだろう。穏当な建前論に聞こえるかもしれないが、こうした建前は意外に大切。 ただ、自殺の場合は、制度化されていなくても実行できてしまう。実際に年間2万人近い人が自殺で命を失っている。そうすると、他人の助けがないと「死ねない」というのは不平等、不公平だという言い方は確かにできる。だから、あえてこう言ってもいい。自殺ほう助はあり得る。死を助けることはできますよ、と。私は「死の権利」を100%認めないわけではない。ただ、助けたいのならば、罪に問われるぐらいのことは覚悟すべきだ。 自殺ほう助に対して一定の刑罰を科すことに合理性があるのは間違いない。歯止めがなくなると、手伝いたい人、商売にしたい人が出てくる恐れがある。― 究極的には個人の決断であり、社会制度として作るべきではない、と。 立岩 そもそも法制化を掲げる人は、究極の状況を「改善」するために議論しているわけではない。そうしたケースは一種の方便として語られるだけで、本音は「命の選別」を進めたい。だから、極めて例外的な状況に対しては、あえて「罪を覚悟したら可能だ」と反論しておく。 付け加えておくと、自殺ほう助に医師が関わるべきではない。命を助ける仕事、人を生かすために働く人が、殺すことを引き受けるのはリスクが大きい。「死にたい」と思い、言ってしまう状況の改善を優先すべき、というのが私の考え。「死ねる」条件を探すのではなく、死にたくなる状況が何に由来しているのかを考える。社会の対応が不十分なまま、いろんな手が打てるのにサボったまま、「死にたい気持ち」に応える制度を実現してあげましょう、というのは順序が違う。 「死にたい」と思う多くの人は同時に生きたい人でもある。死なずに済んだはずの人がたくさんいる。「死ねる制度」ができると、命はより多く失われていくだろう。困難な状況で生きている人に対して、「わたしはあなたの状態が死ぬほどイヤです」というのは、相当強い否定だ。 例えば、なんでもいいですよ、「私がもし黒人として生まれたら、生きていられない、死んじゃう」とかね。相手の属性・状態を、命という非常に重いものと比較して、それに劣ると指摘するのは犯罪的だ。 ある状況を指して「自分ならこうしたい」と公言することは、常に他人を傷つける恐れがあることを意識するべきだ。自らの死について将来の望みを家族や病院の人に打ち明けることと、SNSなどで「自分はそうならない」ことを知った上で「そうなったら死ぬ」と書き込み、公言することはまったく違う。● 「安楽死」要望、周囲に知らせず 支援者ら、今も受け止めかね ALS患者嘱託殺人事件 20.07.30.https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/315476ー家族も周囲の支援者にとっても、寝耳に水の出来事だった。ーまだ人工呼吸器の装着を急ぐ段階ではないし、呼吸苦を取るための緩和医療を濃厚に行うべき段階でもない、とのことだった。ーSNSのアカウント名は家族にも誰にも教えてなかった。 (当然) ◎社会共通資本があったほうが生存できたのがもしれない。  死に追いやるまでに、相談できるという心理的垣根(閾値)の存在?●ゆみこさんのFB記事から「家族が無理やり延命してしまうなどといわれますが、ALSの場合はその逆で、むしろ家族が呼吸器装着を認めないことがあります。それは患者の生存が家族にとって長期にわたる多大な負担になるという構図があるからです。家族にとって患者の生存が脅威になるようなら、家族関係を整理して患者の真の自己決定を実現するようにします。」「人間には、なんとしても目前にいる人の死を避けよう、救命しようとする本能があり、人間性の最も尊い部分をつかさどっているのです。たとえば他人がホームから転落して電車にひかれそうだったりすると、我が身を捨てても助けようとすることがあります。しかし、昨今は死をタブー視せず、「自然に」看取ることに慣れなければならないといった風潮があります。この「自然」が曲者で、それは一歩間違えれば、救えるかもしれない命をあえて見て見ぬふりをして死なせてしまう、という過ちにつながりかねないものです。では、どうしたら他者を傷つけずに自己決定で死ねるのか、ということですが、やはりそこには「患者の権利」が確立されていなければならないのです。  死をタブー視せず、自然に看取ろう、自己決定でなら死んでもよいなどとする風潮を省みぬまま、「死ぬ権利」を法制化して不治の病人に限った特権にすると、私たちは次々に老い衰えた人々を死に廃棄することになり、「何とかして救わなければいられない」という人間性の最も重要な部分を捨て去ることになると思うのです。」 ● 毎日新聞...

2020年12月5日土曜日

人生の葛藤:他人に評価されたいから進むのか vs 証明したい仮説・やりたいことに向かって進むから評価されるのか

業績振るわないしキャリアも決まってない自分11月は本当に苦しくて仕方のない日々が続いていた。その理由があんまりわからないけれど、今日、慶應時代の同期(今はとある会社でコンサルちっくな業務してはる)と話してそれがうまく言語化できた気がする。なぜ苦しいか。単純化して言語にすると、【他人から評価されないから】だと思う。11月は研究費も2個くらい落ちるし、プレゼンコンペはいい結果出ないし、論文もあまり日の目を浴びないし...って感じで落ち込んで...

2020年12月4日金曜日

薬剤耐性菌問題:AMR

●●●ウイルスに効くと誤解6割 抗菌薬の理解、依然不十分 21. 10.25. AMR臨床リファレンスセンターが今年8月、全国の男女計700人にインターネットを通じて調査した。 抗菌薬が風邪に効くと間違って答えた人は46%に上り、効かないと正しく答えられた人は25%だけだった。正しく答えられた人は年齢が若いほど少なかった。ウイルスや風邪に効果があると誤って答えた人の割合は1年前の調査よりやや増え、理解が進んでいないことが分かった。 抗菌薬は症状がなくなっても処方された分を最後まで飲みきることが耐性菌の発生を防ぐのに大切だとされている。「治ったら早くやめる方がよい」と誤って答えた人は43%に上ったが、正解した人も30%。副作用の項目でも正解率は高く、研究グループは「この2項目は、処方される際に医師や薬剤師から注意事項として説明することで知識が広まっている可能性がある」と指摘した。 一方、薬剤耐性、薬剤耐性菌という言葉を聞いたことがある人は37%と19年調査の50%から大きく減った。新型コロナウイルス感染症流行の影響で、関心が薄まっている恐れがあるとしている。●...

2020年12月3日木曜日

人口予測・人口動態、人口減少社会 & 働き方・

●20. 08. 04. 日経新聞平均勤続年数って、近年短くなっているのかと思ったら、長くなっているんですね。定年間近の所得って、下がる傾向があるのかと思ったら、最近は下がっていないんですね。実感と事実は異なる。実感するのは、自分の周りの世界。自分の周りの世界は、平均的世界ではない。誰にとっても。相対的に見るよう気をつけないと、人は自分の経験で判断しがち。気をつけよう。●人口構造の変化・2048年に1億人を下回る(人口問題研究所より)・2100年にはもう500...

自殺と新型コロナウイルス、経済との関係性

●● 8月の自殺者 大幅増加で1800人超 コロナ影響か分析へ, 2020年9月10日・8月、全国で自殺した人は合わせて1849人で、去年の同じ時期より240人以上増えたことが分かりました。このうち、男性は60人増えて1199人、女性は186人増えて650人となっています。・都道府県別では、▽東京都が最も多く、去年の同じ時期より65人増えて210人、次いで▽愛知県が46人増えて119人、▽神奈川県が27人増えて109人、▽千葉県が47人増えて107人、▽埼玉県が41人増えて105人となりました。ほとんど増えた自殺者は@都会.●日本の10月の自殺者、年間の新型コロナ死者上回る 女性の増加顕著 20.12.01.・政府の統計によると、日本では(20年)10月の国内の自殺者数が年初来の新型コロナ...

2020年12月2日水曜日

2020年の内省023_11月17日 - 12月02日: 成果の上がらない苦しみと将来への不安... からの脱却を目指して.「熱」のぶつけ先を探そう

ずっと、「熱」のぶつけ先を探している。自分の中に、一番「熱」があったのはいつだろう。たぶん、小学生のときだ。土日の午前が練習時間。練習がお昼にお開きになってもなお、ボールを蹴っていた。お昼時が過ぎていようとそれは関係なく、ご飯も食べずに夕方までずーっと蹴っていた。足がくたくたで【もうとっくに、動けやしない】ところまできていても、まだ気持ちは蹴りたかった。あれ以来、何かに熱中するということを、僕は忘れてしまったのだろうか。「何かをずっと続ける」ということに対して「苦」はなくて、それは受験勉強だろうと、大学での学業だろうと、研究活動だろうと一緒...

2020年11月17日火曜日

2020年の内省022_11月03日 - 11月16日: 嵐の師走を前にして. 登壇機会の多い11月.

責任のある仕事をこなすためには、トレーニングが必要である。これは、PIを目指す研究者の一部が抱える葛藤だろう。【早く一人前の研究者になって自分のラボを構えたい!】という半ば生き急ぎがちな気持ちの半面、かといって【責任をもって他人とやれるだけの大きな仕事はあるのか】という鋭い問いが自身に向かう。僕も日夜このような葛藤と格闘している。特にこの2週間は、編集者からのお返事を待ちながら、研究者としての自分を漠然と見つめ直していた気がする。【自分初の誇らしいアイデア】が浮かぶにはどうしたらいいのだろう。論文を書くに足るアイデアくらいならまあいくらでも...

2020年11月2日月曜日

2020年の内省021_10月11日 - 11月02日: 誕生日前後に、ひと段落。再び社会的にもアクティベートされた日常へ...!

今年もはじまりました。高校生に対する高大連携授業。京都大学の入試企画課が主催している事業でいつも講師としてお手伝いさせていただいており、秋から年末にかけてのシーズンで集中的に出前授業(といっても今年はzoom)に出向します。今年は慶應時代のときのつながりなんかもあって、京大以外のご縁で高校生に対してお話させていただく機会もあり、去年に匹敵するくらいお話しの機会がおおいです!ちょうどこのシーズンは大学院生にとっても、研究費の公募だったりがちょこちょこあったりして専門的なことをわかりやすく言葉にする必要があります。そのようなときに、高校生にたい...

2020年10月9日金曜日

2020年の内省020_09月23日 - 10月10日: 地獄の中でのタンパク精製からの, 論文執筆な後半戦

「地獄を見る」という言葉を何度口にしてきただろう。「さすがにもう論文出せるか」と思っていた矢先に、それを1-2週間ほど繰り越さざるを得なくなった。3月ごろからずっと、「あと1週間ペース遅けりゃもう予定通り卒業できない」みたいな当落線上で闘っている。そんな中で1-2週間の繰り越し(タンパク精製・配送作業)を強いられると、即座にその瞬間から、日常は「地獄を見る」ような日々へと一変する。ようやく少し落ち着いたからこうして物書きができている。ちょっとの出来事や些細なすれ違い、予定違いでこんなにも精神の在り方が変わるっていうのは、①僕の心身が疲れている ②よほど博士後期課程という環境がしんどい ③その両方 のどれかであろう。中学生の時にぼんやり眺めていた「しあわせは...

2020年9月23日水曜日

2020年の内省019_09月03日 - 09月22日: 博士論文マニュスクリプト完成 & 別論文でリバイス到来

ずいぶんと久々に、車を運転した。レンタカーで神戸ー京都間を往復して、1日で合計150キロのドライブ。自分が運転しているとその間は「運転」することに集中しなければならないし、両手両足もふさがってしまう。運転中は、他のことに頭を使ったり、本を読んだり、ものを書いたりができなくなってしまうので、基本的に日常の移動手段としてのドライブは嫌いだ。だけれども不思議なことに、たまに運転するってのは、ほんといいものである。そしてそういう時は、車好きやドライブ好きの気持ちがちょっとだけわかった気になる。つまり、ルーティンではなくイベントとしてのドライブである...

2020年9月3日木曜日

2020年の内省018_08月19日 - 09月02日: 全身全霊で研究へ. シングルプロジェクトへの集中(熱中)

1日中、ずっと研究のことを考えている。すごい。こんな状態は一体いつぶりだろうか。今が一番、しんどくて楽しいんだと思う。自分が他ごとをすべて捨ててこちらにコミットするだけの覚悟をまだ持ち合わせていたこと、それに気づけたのが、嬉しい。成長は量子力学的に起こる。しかも厳しい環境の中でしかこれはありえない。ここのところ1日14-18時間くらい実験したりデータ整理したり解析したり次の実験組んだりしている。一日8時間労働の人の二倍。週末も含めたらそれ以上。なるほど、そりゃデータもポンポン出るわけだ。イーロン・マスクがいつも言っているが、週に100時間以...

2020年8月25日火曜日

200825_アカデミア創薬_医療産業イノベーションフォーラム 講義メモ

もうかれこれ8年前からいつも注目している東京大学の講座がある。医療産業イノベーションフォーラムとよばれる。一般公開されているもので、学生なら無料で参加できるものである。最近ではmi3が運営を担うようになっている。http://www.miii.or.jp/index.html京都に引っ越してからこれにはなかなか参加できずであったが、コロナウイルスの影響を受けてオンラインで開催されることになった。これはと思って実験の合間に参加。今回は「アカデミア創薬」をテーマにした本講の講義メモをそのまま掲載する。あぁ。本当に早くアイディエーションしないとって思う2時間でした。周りで成果出し始めている人はたくさん...

2020年8月18日火曜日

2020年の内省017_08月04日 - 08月18日: 自由になりたい。足枷になるくらいなら取っ払え。信じる理由があるなら突き進め。

何かに囚われていたり、自分に足枷がつけられているということには、なかなか気づけないものだ。5年10年といった長い間、足枷がつけられた状態が続けばその状態が普通になってしまうのだろう。すでにキャパオーバーの中、抱えているプロジェクトが増えてきたりイベントの登壇依頼をいただけたり、新しく会社作るみたいな話が出てきたりと、僕が【博士号】というもはや呪縛のような何かに囚われている間に、世間や社会はどんどん前へ前へ進んでいっている感じがする。自分が子どもの頃になりたかった「博士」という夢に嘘をつかないために、こんなにも苦しい思いをしなくてはいけなかっ...

2020年8月11日火曜日

もう、「拾う」のはやめにしよう:価値づけされた行動を見つけ出して、見えない束縛(ストレス)から解放されたい

2018年ごろ行われたとある慶應でのイベントをきっかけに、いつも、僕のそばにいてくれるメンター的お兄さんがいる。それ以前から一目置いてくださっていたみたいなのだけれど、一緒にこのイベントを創るという大仕事をしたことがきっかけで、ぐっと距離が縮まった。それ以来、事あるごとに自分と一緒に何かやろうといったお誘いや、関西に来たときにお声がけいただけるという奇跡の面倒見である。ありがたい限りである。この人とお話ししていると、いつも自分をリフレクションするとってもいいきっかけを与えてくださる。この間、オフラインでずいぶん久々にお会いしたときもそう。毎度...

2020年8月7日金曜日

スポーツヘルス・スポーツテック・ウェルネス絡みの情報リンク集とメモ

医大敷地に薬局とジム、三者の空間が町を変える 20.08.06.https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/feature/00030/080600012/これは面白い。薬局の在り方云々ももちろん、ここに大手のタニタや日調が参画してるってのが意外。スタートアップももちろん絡んでいたが、どんどん大手がこういうことに参画していかないといけない。もしかしたら、大手も前から考えていたけれど、ようやく意思決定プロセスが追い付いて実行しはじめたのかもしれない。そうなるとこれからは早いぞ。実務をした人は誰だろうと思ったら、町の未来戦略室長。リーダーシップの在り方は確実に変わってて、こういう実務家にスポットが当てられるべきだと思う。以下、引用メモ 町づくりの中心に据えたのが、ヘルスケアの強化だった。2060年の町の姿を見据え、それを実現するために今何すべきか、「フューチャーデザイン」あるいは「バックキャスティング」と呼ばれる考え方の下で、「健康でハッピーに生活できる町」は町の発展にも重要という方向性を導き出した。「矢巾町の予算規模は100億円で扶助費が20%になっていたが、2025年には25%になると想定されている。税収が下がる中で、人々の健康を促進することで扶助費を抑え町の発展を進める」ウェルネスの基地になるもので、矢巾町に関わる全ての人に本当の健康を届けるための「健康発信基地」と位置づけられた。  2020年2月25日、矢巾町と岩手医科大学のほか、付属病院敷地内に「岩手医大前薬局」を設置する日本調剤、健康機器のタニタヘルスリンク、フィットネス機器のテクノジム、施設管理のドリームゲートが、ウェルベース矢巾を健康づくりの拠点とし、医療費や介護費用の増加抑制を図ることを目指し、「矢巾町健康増進施策事業の連携・協力に関する包括協定」に調印した。産官学によって地域の健康を底上げする異色の事業になる。 柔道整復師や元救急隊員などが運動指導に当たり、医療連携によって、医師のアドバイスも受けられるようにする。厚生労働省が認可する健康増進施設、指定運動療法施設の認定を受ける予定で、医療控除の対象になる見通し。施設を拠点として、こうしたデータやアドバイスといったソフトウエアを利用可能とし、人々の健康づくりへのインセンティブをつくり出しているのがポイントとなる。 事業に参加する日本調剤は、通院患者やジムに通う人々に対し、薬やサプリメントの相談に乗ったり栄養学的な面からのサポートを行う。フィットネスジムを運営し、データに基づいた健康プログラムを作るのは、山形市にあるベンチャー企業ドリームゲート。データを重視して健康づくりをしたとき、前述のように運動する場所は施設に縛られる必要はない。町民は施設の利用費が通常の月8000円よりも安い6000円としているが、やはば健康チャレンジ参加者は5000円とさらに安価にしている。パーソナルトレーニングを付けるとそれぞれ2000円追加になる。米国のロチェスター市はかつて何もなかった地方の田舎町だったが、メイヨークリニックという医療機関の開設が町を発展させる核になった(関連記事)。岩手県の矢巾町で実現しようとしているのは、まさに日本のある地方の町にメイヨークリニックをつくるような取り組みといえるかもしれない。スポーツヘルスケア事業領域に特化したイノベーションオフィス「BIZSPO」開設...

2020年8月4日火曜日

2020年の内省016_07月16日 - 08月03日: 新しいプロジェクトの始まり「アートと医療の交差点」「朝の論文輪読会SeeD」

実験に実験を重ねる怒涛の日々が続いていた。1週間に100時間のコミットを超えると一気に他の部分への思考や行動のキャパが制限されるっていう感じがしていた前半でした。後半はまったくもって逆転しつつあって、ここにきて実験に用いている機器が壊れてしまった。あぁ、いったいもうどうなるんだろうこの先。仕方ないから後半1週間はたまりにたまっていた解析を進めたり、プライベートで滞っている事務作業を終わらせたりしていた。なんか時間あると思っていたけど案外そうじゃなくって、後半戦はいわゆる「細かいことでばたばた」な日々でした。表題通り、7月は(研究以外で)新し...

2020年7月16日木曜日

2020年の内省015_07月02日 - 07月15日: 博士の道のりは長いよ:いまだ論文サブミットが見えず。京都大学のオンデマンド授業のパンフにのりました。

この2週間は前半こそ落ち着いていたものの、後半戦がとてもばたばたしていた。論文化にあたって少し衝突(前進できたからよし)があったり、キャパオーバーしているところに次から次へといろんな仕事や依頼がはいってくるとか。(例えば、今週は全部夜がオンラインMTG等で埋められている。)まったくインプットの時間を取れていないっていうのがこの二週間の大きな変化だと思います。前回、「アウトプットを前提とした仕事の方がパオフォーマンスを発揮できる」みたいな振り返りをしていたと思うが、今度はそれが行き過ぎてるなぁという感じ。受動的に入れる情報とかがないので社会の...

2020年7月4日土曜日

新型コロナウイルス感染症 COVID-19 関連の取り組みまとめ ー民間・行政・大学生・海外などー

下記はただのリンクとコメントの羅列になります。筆者がなんとなくおぉって思ったコロナウイルス感染症対策やそれに関わって派生してくる社会問題などに対する取り組みについて、ひたすらまとめています。できればみたもの全部まとめたいけれど、そんな余裕はないので、時間的に余裕がある時だけ追記していきます。人と医療の研究室、慶應義塾大学福澤文明塾といった団体で出てきた議論のまとめも含めてそのまま転載しております。ご了承ください。※リンクは上から順に新しく追記していきます。====ここから====【全体論】◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 大阪府からの新型コロナウイルスワクチン接種に関する要望...

2020年7月2日木曜日

2020年の内省014_06月20日 - 07月01日: メディア記事執筆・博士論文執筆、はじめました。

前回、この記事を書いていた時は随分と心の調子が安定しなかったようだけれど、ようやく落ち着きはじめた。仕事もようやく専門のことに手を出せるようになってきた(おい!)。と思ったら、また新しい二週間はソワソワしそうだ。あ、あと記事や論文、書いてみてわかることも多いもものだ。アウトプットを前提に仕事をしたほうが僕はうまいことやるタイプなのかもしれないと思った。さて、タイトル通り博士論文となる雑誌用の論文を執筆しはじめたので今回はそのことが中心になる。プライベートでは、ついに入籍しました。天赦日かつ一粒万倍日である2020年6月20日。目標をここと定...

2020年6月22日月曜日

COVID-19に関する様々な知見・見解・考察のまとめ

◆◆◆◆◆◆ 21.06. 25. マスメディアはなぜワクチンへの不安を煽るのか 安直な「中立性」の陥穽・「打てない人」と「打ちたくない人」を一緒にして論じているのも乱暴だ。アレルギーや重篤な疾患などによって「打てない人」は、そもそも接種をするか否かの選択の機会すら与えられていないに等しい。このような人々を守るためには、周囲の人々や社会の多くの人々が接種をして、いわゆるコクーン効果や集団免疫を期待するしかない。 さらに、社説では「ワクチン・ハラスメント」にも言及し、ワクチンを打ちたくない看護学生や医学生が実習を受けさせてもらえなかったというエピソードを紹介し、それを差別だと批判している。 しかし、職場での差別と職業倫理や職業上のルールに基づく指導を混同している点も粗雑な主張である。 個人の判断は尊重されるべきだが、医療現場で働く者が、患者や自身を感染症から守る防御策たるワクチンを拒否するのであれば、感染や重症化に脆弱な患者と接するべきではないのは当然のことである。それは差別ではない。医療従事者として、職業上の倫理であり、ルールである。不当な差別やハラスメントは許されるべきではないが、仕事上のルールや倫理に基づく判断とそれを混同してはならないだろう。・不安というものは感染する。影響力の大きなメディアで、まさに不安という病の感染拡大を後押ししているようなものだ。 このとき、それを見聞きした同じ不安を持っている者同士が共感し合い、よりその気持ちを強めていくという「エコーチェンバー現象」が起きてしまう危険がある。◆...