2018年2月26日月曜日

薬学生が、東京から長崎までヒッチハイクしてみたけど、コツとか何か聞きたいことある? 〜①車道へ出る前に...ヒッチハイクの持ち物は!?〜

車道へ出る前に...ヒッチハイクの持ち物は!?


卒業旅行ならぬ、ヒッチハイクを思いついた僕は、
思い立ってすぐに、研究室を飛び出して家に帰り、荷物を用意していざ、"車道"へ。

と、言いたいところだけど、まず下準備について知りたい人も多いだろうし、
今覚えている範囲で、当時(2年前...)の持ち物を羅列しておきます。
一週間のヒッチハイクを想定した持ち物です。

[ヒッチハイクの持ち物]



・大きめで耐水性のあるバックパック
・寝袋(野宿を覚悟する人のみ)
・防寒具!!! (冬だったので)
・折り畳み傘
・旅の記録ノート
・筆記用具
・本(旅のお供で筆者は常に本を持っていないと気が済まない)
・マッキー(黒.)
・A3サイズのスケッチブック
・着替え2~3日分 (これが一番かさむ、圧縮袋あればいいかも)
・携帯歯ブラシ
・スマートフォン、充電器
・ノートパソコン (もちろんMacbook Air)、充電器
・財布 (現金は2万円くらいだったかと記憶している。)
・ハンドタオル 2枚ほど
・ウェットテッシュ
・常備薬、お薬手帳 (薬学部生らしく...)
・見知らぬ人に話しかける勇気と乗せてもらう人への感謝の気持ち

(※プロに聞いたらもっといいもの出てくると思います。あくまでも、初心者、初ヒッチハイクの私が、持っていったものです)



持ち物に関する筆者の考察


持ち物に関しては、ヒッチハイクに行ってから
あれがあれば、これがあればととにかく後悔しまくった記憶がある。。

ので、あえて持ち物特集のみで記事にしています。
ここからは筆者の「ヒッチハイクに関する持ち物の考察」を。


必携の品


■スケッチブックとマッキー

こうして見ると、普通の旅行とさして変わらない気もしますが、、。
とにかく必須はスケッチブックとマッキーですかね!

道中で出会った元ヒッチハイカーにも散々お叱りを受けた(笑)のですが、
ヒッチハイクにおいてとにかく重要なのは、
「路上で目立つこと」。

スケッチブックは必ずA3サイズで、
しかもマッキーで描くにしても、
とにかく目立つカラー、目立つ文字(太くでっかく)です。

スケッチブックは安定のマルマン
マッキーも、安定のゼブラで決まりかと思います。


マルマン スケッチブック 図案シリーズ A3 画用紙 S115



ゼブラ 水性ペン 紙用マッキー 8色 WYT5-8C





[必携の持ち物、蛇足編]
■スマホ、モバイルバッテリー
これも確実に必要だよねっていうのは、
携帯(スマホ)とモバイルバッテリー。

正直、グーグルマップには毎日お世話になっていましたし、
これがなかったら、何度路頭に迷っていたことか...。

モバイルバッテリーですが、
少々重たいのだけれど、大容量急速充電のできるこちらがおすすめ。

Poweradd Pilot X7 20000mAh モバイルバッテリー 大容量 スマホ急速充電器 2 USBポート(3.4A+3.4A) iPhone / iPad / Galaxy / Xperia / Nexus / PSvita / タブレット / ゲーム機 等対応(ブラック)





それにしても、
どんなに田舎でも正確に機能してくれたグーグルマップには感謝しても仕切れません...。

あと、個人的に後悔しているのは、もう少し乗せていただいた人たちと写真を一緒に取ればよかったなぁっていうことでしょうか。。
せっかくスマホ持っていくなら、安全のためにもなりますし、
乗せていただけることになった人とパシャりと撮影しておくことをオススメします。


■財布(現金、その他)


現金をいくら持っていくのか、っていうのは意外と迷うかもしれません。
実際に筆者もヒッチハイクに飛び立とうとしている後輩からこの相談をされたことがありました。

筆者は1週間の旅だったのですが、2万円以内で普通に過ごすことができました。
割と移動に必死だったので、贅沢してご当地のめっちゃいい雰囲気のレストランへ!
みたいなことはしなかったのですが、それでも普通に美味しいもの食べながら、
観光するところは観光しつつ、この値段で過ごせました。

どうしてこれほど安上がりかは、ご察しの通りで。

まず、ヒッチハイクでは、とにかく移動コストが全くかからない!0円

そしてさらに、乗せてくれる人がとにかく優しい人ばかりで
筆者がヒッチハイクしていた時は願ってもいないのに、
サービスエリア(SA)などでご飯をご馳走していただけたり、
コンビニで飲み物・食べ物を調達いただけたりしてしまいました。
(これにはきっと賛否両論あるでしょうが、そのことはコメントにでも...。)


持って行ってよかった系サムシング


■防水性のバックパック


単に偶然持ち合わせていただけなのだが、まず持っていってよかったなぁと思ったのは、大きめで防水性のある、このリュックだったかもしれない。
途中で雨に打たれたり、あと冬だったので夜明けの霜にやられたりしなくて済んだ。
(どうしようもなくて、一泊野宿したのバレましたね。詳細は本文で詳述!)

[ニクソン] バックパック Waterlock Backpack II NC1952000-00 Black Black




■旅の記録ノート


旅に出るまえは、嵩張るし、いらないかなぁなんて思っていたのですが、
持って行ってよかったと今になって思います。

なんだかんだで、道中疲れた時にカフェに寄ったりなんかして、
旅先での出来事を書いてしまいました。


メモ書き程度にでも旅先で何があったのかを書き示しておくことで、
二年経った今でも、
いつ、どこからどこまで、どんな人に乗せてもらったかなどを全部思い出すことができます。

ちなみに著者はちょっとオシャレに、
クイントデザインさんの竹紙ノートを持って行きました。

クイントデザイン ノート 竹紙 格子 A6 nero AC-31




まだ余白あるのだけれど、
最近はこのノート、使っていないなぁ。


ヒッチハイク時に書いていた記録の実物を遠目に公開しておきます。






あればよかった系サムシング


■蛍光バンド・蛍光シール・蛍光キーホルダー


よく散歩している人がつけている、光ってるのあるじゃないですか。
あれをつけていけばよかったと、何度後悔したことか。

夜の道中は特に自分の安全のこともありますし、
乗せてもらうことを考えるとなおさら、
本当に、目立つことが大事です。

これがあるのとないのとで、全然乗せてもらえる確率違っただろうなぁ。

ウルトラスポーツ 反射アームバンド x 2 マジックバンド式 蛍光色 屋外でのアクティビティの安全性を向上させる






■防寒具(手袋、カイロ、ネックウォーマーなど)


またネタバレすることになりますが、僕は道中風邪を引いてしまいました。
確実に、、あの寒い日を、ろくな防寒対策なしに、野宿してしまったから。。

そもそも真冬にヒッチハイクをしようとするのが間違いだとも言いたいのですが、
そのシーズンしかない!という方にはとにかく
やり過ぎなくらいの防寒対策をオススメします。

手袋、ネックウォーマーはもちろん必須、
で、僕は特に、貼るカイロを持っていけばよかったなぁと思っています。

ホカロン貼る 30P




最近は足先に貼るやつとかもあるみたいで、これが結構効きました。
(こちらはテーマパーク行った時に使ってました...)

オンパックス くつ下用 貼るカイロ 黒タイプ 15足入 【日本製/持続時間約9時間】




また、夏の日なんかは
熱ピタとかあると夏バテを防げるかもしれません。
とにかく、季節に合わせて季節の天候特有の事情に合わせた対策をしていくことは極めて重要だと、筆者は身を以て感じました。


なんだかんだいって、一番重要なのは、、。


いかがでしたか。
割とありきたりな物が多いな、という印象を持たれたかもしれません。
ポイントは、とにかく目立つことを重視することでしょか。

逆に考えると、このくらいの物があれば、
一週間のヒッチハイクであればなんとかなります。

持ち物よりも、とにかく一番大事なのは、
ヒッチハイクをやろうと思い立つまでの動機と、
やり始めてから道中たった一人で、手をあげたり、スケッチブックを掲げるという勇気かと思います。


本当に、最初はもじもじしちゃいます。
これに慣れるまでが一番大変でした。。


さて、次回から、いよいよヒッチハイク出発です!
東京タワーの真下、増上寺からのスタートで、筆者はうまく車を捕まえることが
できたのでしょうか。。。



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※ヒッチハイクは自己責任で.
 本サイトに限らず、ヒッチハイクはアドベンチャラスな記事が多く見られますが、
 実際に筆者の友人に、ヒッチハイクで危険な目にあったことがある方もおります。
 乗せてもらう前にナンバープレートを撮影しておくなど、安全対策は万全に。

2018年2月24日土曜日

薬学生が、東京から長崎までヒッチハイクしてみたけど、コツとか何か聞きたいことある? 〜導入編〜

薬学生が、東京から長崎までヒッチハイクしてみたけど、コツとか何か聞きたいことある?


薬学部4年の卒業間際、2016年3月10日から3月15日までの6日間を使って、僕はヒッチハイクをしていた。

普通ならこの時期、みんな卒業旅行でパリとかヴェネツィアにでも行ってインスタふぇ〜いみたいな感じなんだろうけれど、僕は違った。

「この期間を逃したら一生できないだろう」という直感が働いて、急に3月10日の午後、研究室を飛び出して、ヒッチハイクを始めたのだ。もちろん、ひとりで。何のノウハウも知らずに。


途中で何日か長崎を観光することになるので、ずっと移動していた訳ではない。
それでも、たった6日間で車中では本当にたくさんの方々にお世話になった。

・ 乗せてくれた車:19台
・ 車中で出会った人々:29人・ 歩いた歩数:1日平均約30,000歩

たった一週間で、とてつもない冒険をしたものである。
今でも、乗せてくれた人たちの顔を、全員思い出せる。
それほど、強烈な体験として脳裏に刻まれるのが、ヒッチハイクだ。

こればかりはおそらく、やってみないとわからない感覚なのであろう。
できる限り、この強烈な体験を言語化してシェアすべく、
何編かに分けて、このヒッチハイク体験談をシェアしたいと思う。

そんな記事の導入編がここ。


心の反射神経の話 ~田口くんのヒッチハイクを読んで~


僕の大好きな、『ほぼ日刊イトイ新聞』の企画に、
田口くんのヒッチハイク】なるものがあった。



これこそまさに、僕がヒッチハイクに出ようと思ったきっかけだと思う。

これよりも前に、ホリエモンがヒッチハイクしていたとか、
そういう話もちょいちょい耳に挟んではいたけれど、
僕の足を動かした決定的な記事はここにある。

ヒッチハイクの先生として登場する「田口くん」に対して、
「ヒッチハイクで乗せてもらえる人って、どういう人ですか?」
というような流れの質問が来る。

それに対する答えが、
「心の反射神経がいい人ですね」である。

この一言が僕の胸に突き刺さった。
「心の反射神経がいい人」なんて今まで考えたこともなかった。

ひとりでヒッチハイク?
ちょっと危ないかもしれない。
それでも、なにかこう、冒険してみたい。

そんなはっきりとしないうずうずした気持ちと、
「心の反射神経」の本質を求めてのヒッチハイクである。


とにかく、日本の西の、最果てへ


割と急にヒッチハイクに行こうと決めて。
出発は、東京のど真ん中、東京タワーの真下にある【増上寺】。

目的地も割と適当だけれど、とにかく日本の西へ西へと向かおうとしか決めなかった。
そして結果的に、たどり着いたのは、長崎県だった。

東京(増上寺)から長崎までは1200km以上.

長崎へ行くことに決めるのは、道中なのだけれども、
大した理由があったのか。。

当時筆者が長崎を目指す動機が3つ重なったというだけである。

①福山雅治ゆかりの地を巡りたい(筆者は福山のファン.福山は長崎出身.)
②坂本龍馬ゆかりの地を巡りたい(坂本龍馬の結成した貿易結社、亀山社中跡がある)
③世界でたった2地点、原爆を被爆した地をこの目で見たい


さて、次回からこの1,200kmと、少しの旅を第1回から連載していきたいとおもいます。

(本当は往復する予定だったのだけれど、途中は福岡空港から東京へ戻ることに。。詳細は本編へ!)


第1回:いざ出発、東京のど真ん中から!
第2回:
第3回:
第x回:
第x回:

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参考URL
次のURLを参考にさせていただきました。

・【田口くんのヒッチハイク】
 → http://www.1101.com/hitchhike/

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※ヒッチハイクは自己責任で.
 本サイトに限らず、ヒッチハイクはアドベンチャラスな記事が多く見られますが、
 実際に筆者の友人に、ヒッチハイクで危険な目にあったことがある方もおります。
 乗せてもらう前にナンバープレートを撮影しておくなど、安全対策は万全に。

2018年2月16日金曜日

PR IMPAKT ~ ソーシャルデザインに役立つ、人が「言いたくなる」コンテンツを作る思考法~

社会的ムーブメントを、"創る"


僕はよく、「人が面白いと思う法則」について考える。
このブログの題名もまさに、「面白いの法則」である。

その法則の一つと僕が思っているものに、電通さんが商標を持っている
PR IMPAKTという考え方があるので、今回はこの法則を紹介したいと思う。

( 電通さんがこの考えを紹介しているウェブサイトはこちら。
   → http://www.dentsu-pr.co.jp/pr/pr-impakt.html  )