2022やりたいことリスト262022年、寅年は僕にとっては12年に一回やってくる、最高の年だそうで。この1年の間に、大きく飛躍することで人生の中でも最も大事な時間の過ごし方が決まってくるのだと個人的には、年始からかなり気合が入っております。では早速、内省とともに恒例になっている「やりたいことリスト」の公開. いつも徒然なるままに箇条書きにしていってやりたいことリストができるわけですが、今年は26個でした。去年よりも8個も少...
2022年1月3日月曜日
2022年1月2日日曜日
内省:2021やりたいこと34の振り返り
Posted on 16:08 by Hayase Hakariya
2021やりたいことリストの振り返りあけましておめでとうございます!毎年このブログの幕開けは、昨年の僕のやりたいことリストの振り返りから始まります. この年末は高校生の時に使っていたノートたちを断捨離するところから始まりました.高校生の時に書き散らしたノートたち毎年、年の瀬・新年に自分のことを振り返る時間は減っていく一方ですけど、必ずこれをやる時間だけは確保したいなと思いながら, なんとか今年も1月2日、筆を取ることができました. 2021年は2週間に1回、自分の「キャリアの棚卸し」と題して、内省ノートをつけていたのですがこれをやっていて本当に良かった....
2021年12月29日水曜日
最後の1枚は渾身のプレキャストゲル:絶対に忘れられない「魂の電気泳動」~博士学位のかかった究極のリバイス実験~
Posted on 17:03 by Hayase Hakariya
目次
1. 魂の電気泳動の日
2. 研究室という"社会"の中で、「論文を書く」という事
3. 難解な問題を前にした解答者が、この世で最も欲しいもの4. いざ、プレキャストゲルで、最後の勝負!
5. 編集後記 (教訓・謝辞)
魂の電気泳動の日今日は、あの日から1年が経つ。1周年記念。生涯にわたって絶対に忘れることがないであろう「魂の電気泳動の日」。あの日を振り返ってお...
2021年12月24日金曜日
モルヌピラビル の催奇形性・発がん性の報道は大丈夫? 日本での報道・周知が甘いのでは?
Posted on 20:01 by Hayase Hakariya
目次モルヌピラビルが緊急承認されたという決断を見て僕は驚いています.個人的には催奇形性や発がん性の報道(周知)が甘いと思っています。添付文書によると、妊婦は禁忌になっているので、医療従事者たちはわかっているのでしょう。薬害が繰り返されないことを祈るばかりなのですが、 臨床の場/視点からはどのように受け取られているのか気になっています。無関心だったという意見も含めて率直に教えて欲しい。投稿に至った背景だけ簡単にテキストで。・構造見たらわかりますがモルヌピラビルは核酸アナログ・実際細胞実験では 催奇形性を持つリバビリンやファビピラビル(同じ核酸アナログです)と比較して5-10倍程度の変異原性が報告されています。 >S. Zhou, et al. J. Infect. Dis. 244,...
2021年8月21日土曜日
COVID-19 mRNAワクチンの今後の展望:低コスト/高純度化と、キャリアフリー(脂質性ナノ粒子不使用)、そして自己投与へ
Posted on 8:24 by Hayase Hakariya

mRNAワクチンの今後の展望今朝電車で以下のニュースを見かけて、そろそろ「mRNAワクチンの今後」について書き留めておこうと思いました。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA201WJ0Q1A820C2000000/正直、ブースター接種(3回目)が効果があるのか?とか、annualな接種でいいのか?とかその辺の臨床的知見までは追いきれていないですので(僕の追うべきは基礎側)一応それはお伝えしておきます。結論ファーストで、今考えている「mRNAワクチンの今後」です。以下①ー④を中心に技術・研究側での議論は進んでいくのではないかと考えています。⑤も重要ですがやや付随的というか、継続的に議論は進むが、優先度はちょっと落ちるかな、という印象(いや繰り返しますが⑤も大事)。
①高純度②低コスト③キャリアフリー④自己投与が可能⑤その他:保存温度(安定性)、タンパクへの翻訳効率活性化
各論書いていると大変になるので、サクッとですが、概要を記しておきます①高純度ファイザー/Biontech製のワクチンの純度は実は60-70%程度という報告がされています。これが実は衝撃だと思って欲しくて、普通のタンパク製剤(抗体)や低分子の医薬品の純度はまず99.5%くらいあると思います。95%でぎり承認、90%切ればもう議論できないくらいの感覚。というのも例えば純度90%だったとしても、残りの10%の不純物が本当はターゲットと考えている医薬品の100倍活性があるみたいな話だったら実は主要な生理活性を持っているのは、不純物の方だよね、って考えもありうるわけで。60-70%というのは、基礎研究の論文をpublishするのにギリギリ耐えるかどうかくらいの相当汚いレベルです(僕がreviewerなら基礎論文でも純度70%でデータ出してきたとしてもなんでこんなに汚いんだ?精製しなさいって言います。)。巷ではなぜ話題になっていないのかよくわからないですが、多分水面下でこの辺は対策が進められているのでは?と推測しています。②低コスト 以前から基礎の分野では、ここは議論の対象かも。(基礎科学の試薬会社から試算してmRNAワクチン3kg(1億回分)を作ろうと思ったらスケールメリット入れても5-50兆円かかるって、以前予想投稿していました。)。実際今のところ、20億回分で:ファイザーの売り上げが3.7兆円,...
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