2019年12月18日水曜日

191206,08_親友からもらってきた将来設計についての助言

おれ、どういうところにいそう?(身の置き所)


こんな質問を親友に投げかけている時点で「小さいな、自分。」と思うわけだけれども、それでも聞いてしまうわけであります。

もうこの時期は、本当に頭を抱えて悩みに悩みまくっている(執筆現在も。)。
本当に就職するのか?っていう問いが頭をもたげている。
やっぱり僕は、40歳くらいでアカデミア戻ってきたいし、純粋な研究をしていたいっていう欲求があるみたいだ。

企業にいったとして、本当にアカデミアに戻って自由な研究ができるだろうか。
40代でポストを大学に得られるのだろうか。

逆にポスドクいくとして、海外ポスドクして成功が得られる確信もない。
むしろ、3年とかで失敗したら将来どうするんだ、自分。

再び、 「海外ポスドク vs スタートアップ就職」の問いを戦わせている。
(ちなみに、めちゃたくさんの人に話を聞いているが、アカデミアか企業かの第三者イメージは半々である。)



友人1:最後は趣味で決まる。


どのドメインにいくか?
彼の答えは非常にシンプルで、「趣味で決まる」でしょうね~とのこと。
これは、正しい。大事にしたい価値基準だ。

ここでいう趣味とは、「好きなこと」とか。
でも難しいことに、僕に好きなことなんて、たぶんない。
恐ろしいほどに無趣味だ。


ほか、ブレスト的に出してみたところは、、
ビル・メリンダゲイツ財団とか
また会った時にすげぇなぁと思ってもらえるところ。わくわく。
それってベンチャーとかで営業してて達成できる?ちがうよね。
うむ。なるほど。
これも全く、大事な基準だ。


事業ドメインとしては、(筆者)さんぽいテーマなら納得とのこと。
それはつまり、アカデミックに近いところ。
とか、研究そのものを加速させるようなところ。
マイキャンなんかがいいかもしれない。

とは、アメリカのどっかベンチャーとかもワクワクする。


友人2,3:アカデミア残るのには何が不安か?


彼らと話したときに大きかったのは、
自身の将来に関する不安や悩みを構造化・言語化できたこと。
結局一点に集約すると、
「自分に身の置き所がないのが不安」ということになった。

間違いない。

そして、これをもう少し自分の場合に因数分解すると。
収入*業績*パートナーとの合意 以上三点に集約される。

◆収入
後日これについて、もう少しリアルに聞いたり調べたりしてみたのだけれど、案外海外ポスドクは大丈夫。新卒よりもよくって、月に40万くらいでる。
何とか子供一人なら養育できるレベルだ。(もちろん貯金は残らないが。。)

ここをカバーできると知ったには、ちょっと夢も見たくなる。

◆業績
ここが最大の不安。これまで特に際立った技術を身に着けたわけでもなし、卓越してバイオロジーのトレーニングを積んだわけでもない。いい論文を持ってるわけでもない。
そんななか、2,3年でNature, Cell, Scienceクラスの論文を創らなきゃならない。
同期から秀でてスポットも浴びないとこんなことできないし、ましてやこういうところにバンバン論文を出しているところが僕を取ってくれるかどうかもわかんない。。

◆パートナーとの合意
ポスドク行くなら確実に海外だ。パートナーとの合意は必須である。

以上経て、何個か仮の結論は出てきた。。


提案①自分で立ち上げるしかない


身の置き所がないなら、作ってしまえ!
これが僕たちの出した結論であり、ごもっともな判断であると自分でも思う。
(にもかかわらず、1週間たった今でも作ってない自分が本当に情けない。)

研究所なりベンチャーなりなんでもいいから、自分で作ってしまうと、精神的にはとても楽になる。そうだ。

立ち上げを経験している二人からこの言葉をいただいたので、きっとこれも正しいのだろう。

提案②ベンチャーやりながら研究するとかもありかも?掛け持ち作戦。


いやぁ。これはこれでリスキーだけれど、選択肢の一つではある。
ただやはりめちゃリスキー。何の選択もしてない。

ただ、どうしてもって時にはこれかも。くらいの気持ちで。