東京インターから、海老名へ向けて出発
ヒッチハイクの聖地、東京インターにてスケッチブックを掲げること30分、
会社帰りのサラリーマンさんが、停まってくれました。
ボードに「海老名」と掲げていたので、
そのまま海老名まで走ってくれることに。
その会社員さん、実はガソリンスタンドに寄るために
偶然東京インターで降りただけで、普段ならここは通らなかったとのこと。
ご縁を感じました。
と、言っていたらそれにとどまらず、
話している中で、僕が所属している大学の話になり、
その大学で履修しているプログラムなんかの話もしていると、
びっくりしたことに、
運転手さんの勤めている会社の社長さんもかつて
そのプログラムに所属していたこともあり、
共通の知り合いが何人か見つかって話が盛り上がりました!
もっともっと大きなご縁が働いていたことに気づかされ、テンション爆上がり。
調子ついでに、彼は僕のことを「ハカ」というニックネームまで付けてくれました。
(筆者にとって、人生で32個目のニックネーム。)
ここで、筆者のヒッチハイクのやり方について、
彼はとても手厳しくも、「まさにその通り」と思わされる指摘をしてくれました。
・「来ている服、なんで黒いんだ。わかりにくいよ!」
・「ボードに書いてある文字、なんだそれ。字が小さいは黒いはで、はじめ何のことか全然わかんなかったよ!」
うん。言われてみれば。。
なんでこんなことに気づかなかったんだ、おれ。
ってな感じで、ヒッチハイク1日目の夜に、
ドライバー目線のいい指摘をいただけることになったのです。
最後、海老名で降ろしてもらったときに
写真をとってもらいましたが、、今見てみると、確かに黒い。わかりにくい。
ヒッチハイク中にそういえばあんまり写真撮らなかったなぁ。
着ているのは、黒い服に、黒いリュック。 見ていると、怪しささえ感じる...。 |
まだまだ走ります!海老名から、静岡へ!
海老名に到着したのは21:00頃。
さぁ、どうする、眠たくなってきたぞ。
でも…
こんな大きなサービスエリア、24時間ヒトが出入りするし、
寝る場所なんてない!
寝袋あるとはいえ、こんなとこで寝れない。。
じゃぁ、まだまだ走るしかない!
ちょっと休憩してお茶飲んだりしつつ、
もうひとっ走りすることに決めました。
(走ってくれるのは乗せてくれる方だけど。。)
広いサービスエリアでは、どこで車を捕まえるのかが
鍵になるかなぁとか思いつつ、
でもやっぱり食事してる人とかお土産買うところで
声かけるのもなぁ...
ってことで、寒いけども、また外に出ることに。
きっと一番捕まるのは、車がそろそろとサービスエリアから高速道路へと出ていくところらへんかなと。
加速帯に入ると絶対無理だと思ったので、その一つ手前の
曲がり角で車が減速するらへんに立って、
先ほどの反省も活かしながら太字でボードを掲げる。
「静岡方面」
ぁ、直ぐに停まってくれた。
しかも、乗っけてくれたのは、
すっごく若いお姉さん二人組!?
待って、しかも...びじ...んんっ。
え、これはまさかの。。
ヒッチハイクってそんなお得なん!?
いや、てか、夜22:00だよ、お姉さん。
男性乗っけて大丈夫なんっすか。
...
まあいいや、それはさておき
僕にとっては乗っけてくれるにこしたことはないので、
ありがたくお姉さん二人組の乗る車、後部座席に乗っけてもらうことに。
それにしても、なんなんだ、この人ら。
こんなあっさり乗っけるもんなのか。
「男性なんですけど、大丈夫ですか」的なこと聞いたら
「まぁ、なんとかなるっしょ~二人だし~」みたいな感じ。
ん~、にしても、テンションが高すぎるぞこの人たち。
なんかあったのか、、。
話しててわかったのは、彼女らは姉妹で、
なんとディズニーランド行った帰りとのこと!
なるほど、夢の国感覚でこんなにテンションが高いのね。
(てか、ここ海老名だぞ、どこから来たんだこの人たち。遠くね?)
ようやく席に座れたし、あったかい車の中だし、
僕は眠たいよ、お姉さん。。
そう、この辺でどっと疲れがきて、本当に眠たくなって、うとうとし始めたのだ。
や、でも冗談じゃないぞ、
乗せてもらってるのに、寝るだなんて、そんな無礼なこと。
ヒッチハイクカーを代表して(初心者だけど。)、
次の人も載せようと思ってもらうためには、寝るわけには...。
でも、どうしても眠い。。
「お姉さん、ちょっとだけ寝かせてもらってもいいですか。」
こうして、
ヒッチハイク1日目の夜を、またいだのは
お姉さん二人組の車中のことであった。。
つづく。
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※ヒッチハイクは自己責任で.
ヒッチハイクに関する記事には、ワクワクするような記事が多く見られますが、
実際に筆者の友人に、ヒッチハイクで危険な目にあったことがある方もおります。
乗せてもらう前にナンバープレートを撮影しておくなど、安全対策は万全に。