2020年5月4日月曜日

2020年の内省⑩4月14日 - 5月3日: COVID-19で動き出した周り・オンライン系での動き・採択2件・研究・研鑽も進んだ

この2週間もライフステージ上でかなり重大な決定だとか進展があったものの、仲間や周りの人に恵まれてなんとかかんとかここまで進めて来られた。

そう、本当に慶應時代にお世話になった先輩方や同期が優しすぎた。
研究室の実験関連や公募関連では先生が優秀かつ優しすぎる。
ありがとうございます。

キャリアに関しては、行動がゆっくりすぎるので、GW明けくらいからはギアチェンジしてやりはじめなくてはならない。

あと、読書、、、この二週間はとっても量が落ちてしまった。反省。

それから、、自分がPJTリーダーになることはいつでも忘れちゃいけないのに忘れてしまっているなって反省している。小さい人間に収まりたくないっていう内省。

この間のおいしかったもの


【先週のKeep】


・ライフ


前向きな出来事が多かったと思う。

というか全体的にプライベートで使う時間が増えた。
親や弟と連絡することも増えた。
通学の読書時間とかがここに割かれるようになってしまったのかと考えるとやや複雑な気分にもなるが、やはり家族のことは最優先にしていきたい。

そして、一生に一度の緊張するご挨拶なんかも終えた。
さらに、めちゃ準備が必要な一生に一回のイベントの準備を、兎にも角にも進めていた。ここで人生における諸先輩方には、大きな大きなお世話をしていただくのでありました。週三回くらいzoomでMTGしていただきました。感謝。

不謹慎かもしれませんが、多忙で普段は捕まらないようなスーパーマンたちとお話しできたこういうご時世である意味よかったのかもしれない。(この一面だけ切り取ればという意味)



・研究

Wound Healing Assayと、もう一つ簡単な実験系を組んでみた。
コロナのせいで割と身動きのとりにくい期間だったので、すぐに終わるようなこうした実験系を組んだのは正解。

そして思いの外Wound Healing(創傷治癒)のアッセイはうまくworkしたし、何より系のoptimizeがすんなり終えられた。あとは定量化できればすぐにデータができそうだ。ImageJ...また使い直さないと。忘れてる。

それから、電気泳動流すだけのような単純な実験で中分子の反応完了を確認しようと何度かトライしたけどあまりうまくはいかず。傾向ラベルで今度はみてみようと思う。までもこちらもそれほど足掻かずともうまくいきそうだ。

この二週間、ハイペースというわけでも無けれど結構進んだ。大きい。
プログレスレポートがあったけど、そこでやる事が割とたくさん出てきたので、あとはそれも着々とこなしたりと、これからは実験量が求められそうだ。


・研鑽:情報inputと論文投稿


◆情報input◆


課題感として前の2週間くらいは抱え込んでしまっていたけれど、この二週間で読むべきもののキャッチアップがなんとかできた気がする。ようやくです。よくやった。

出回っている情報に翻弄されていた自分が恥ずかしいですが、ようやくそんな日々とはおさらば。自分が情報を作る側に回らねばならないのです。

そう。
inputに悩まされてるってことはこれまでoutputできてなかったっていうことなので、今後はoutputだとかに頭を使っていこう。考えることは人間に与えられた最高の楽しみである。

in / outのバランス感覚が結局は大事なんだよな。


◆ぷち論文の投稿◆

1.5monthくらいの審査期間を経て帰ってきた、結果はReject に近いメジャーリビジョン。書き直してもいいけど、今はこちらにリソースを割く程のPJTでもないので一旦凍結か。

日本語雑誌とはいえ、論文に投稿するっていうことはすっごく難しいんだなぁと実感。ここでリジェクトされておいてよかった、博士論文はディフェンスしっかりできるデータを蓄積して投稿しよう。


・オンライン周りでの動き


身の回りでも流石に自粛に疲れてきたか、オンライン飲み会的なものの誘いが一気に増えてまいりました。こちとら、研究室がフルで動いている中でこのような誘いが来ますので、普段に増して対応するのに大変です。なんかほぼ毎晩くらいの勢いでこの2週はオンライン通話している気がしてめまいしそうです。


一方、こんな状況だからこそ、東京にいた時の仲間だとか大先輩だとかに気軽に会えて語り合えるのはなかなかないなと思っています。無理にでも時間作らないと会えないようになってしまって人がこんなにも多かったのかって気付かされているのです。

1. 慶應は文明塾周り:
何だかんんだいってそういえば3回くらい自分から開催してしまっていました。。あとは後述のCOVID-19周りでも。てか慶應こういうの好きだな。
んや、でも言い訳しておくと自分の開催していたやつはご時世に全く関係のない人生相談だったわけですよ。諸先輩がたが捕まったのはとても情勢に助けられました。

2. 日本薬学生連盟での国際系:
なんかなっつかしいいメンバーが多いですね。これも日本全国からお話しできるのでありがたいってのと、めちゃお久しぶりメンバーが多い。GW期間中のお話で助けられた〜

3. 慶應時代の研究室の先輩主催
合成グループ(化学合成をしていた研究チーム)がメインの飲み会の誘い。こちらは阪大にいる大先輩と名古屋にいる同期などがおりまする。


・細かいAPPLY


早速、4月に応募していた奨励金の結果報告がきた。
採択!!ありがとうございます大学。

そして、去年は提出後ものの1日で不採択となった学内推薦の賞?みたいなの、今年は京都大学医学研究科を代表して推薦されることになりました、ありがとうございます大学。
こちらについては推薦されてからさえ10倍の倍率を潜り抜けないといけないのであまり期待はしておりませんが、ちゃんと選考過程はあるのだなと知れて安心んしました。

...で、その学内推薦にあたってはなかなか大変で、2名の教授レベルの推薦(それぞれA4, 1枚)+ 医学研究科長の推薦(A4, 2枚)が必要でして、、コロナ下とはいえ多忙を極める先生方には相当なお時間をいただくことになりました。ありがとうございます。

・オンライン講演:写真撮影


京都大学での大学院生による授業講演をオンラインで担当することになりました。去年は日本全国の高校に足を運んでいたのですが、COVID-19の影響です。

ということで、随分とプロフっぽい写真がなかったのですが、
その講師紹介?的な冊子に載せる写真をプロの方に撮影いただきました。

いかにも京大生っぽいやつと、
ちょっとあざといやつと、なんかそんな感じですが、撮ってもらうのは恥ずかしかったですね。

GW明けには撮影も控えているそうなので、しっかりコンテンツ造りに励みたいと思います。


・2019年度、薬剤耐性菌問題の調査研究助成の終わり


4月末提出の報告書を持って、薬剤耐性菌問題で支援いただいていたKDDI財団関連の調査研究プロジェクトが一旦幕を閉じます。

100万年も助成いただいておりながら論文化に至れずに恐縮するばかりですが、ここで採択いただいたことはPIに向けてとても自信になっただけでなく、僕にとって馴染みの薄い公衆衛生だとかの研究を進めていくドライブになりました。いい勉強だった。

研究自体はこれで終了したわけではないので、また機会があったら同士とともに再開する予定で、一旦はペンディングです。お疲れ様でした。ありがとうございました。

本当はもっとプロジェクトにコミットできたらよかったんだけど...
なかなかマルチプロジェクトってのは難しいですね。

・COVID-19関連プロジェクト


この二週間、身の回りでは「私たちにできること」的なプロジェクトが結構立ち上がってきている気がします。近いところでは、オンライン診療を始めた知り合いの医師ですとか、あと医療従事者のためのカーステイ(宿泊施設としての車)を提供していたりですとか、スケールの大きいものもあります。

実際に自分も関わることになったプロジェクトは下記の二つ。


◆人と医療の研究室:COVID-19 narrative PJT

①社会変動の検証
このテーマにおいては、covid-19の影響で社会が今どのような影響を受けており、after covid-19の世界でどのような社会構造の変化が起こるのか、検証します。
これは下記の通り文明塾っぽいコミュニティでやると結構面白くやれそうなんだけどなぁ。


②明らかになる価値観の検証

 価値観といったって、色々あるのだけれど、僕個人としてはそれを「意思決定の際の拠り所となるような、何を大切にしたいのかという個人の思想」というようなニュアンスで捉えています。

 団体ではまず、まず差別問題などの現象といった結果を通して見えてくる価値観についての検証を行おうと議論を重ねています。


2-1 感染者へのバッシング・差別
感染者への差別問題から見えてくる現代の価値観がありそうです。まずは、slack上での問題提起を引用します。



◆文明塾:
「今、私たちにできること」

対話と議論を通した未来貢献という思想をとてもとても大事にしてきたこのコミュニティ。社会人・学生が半々で、義塾の外の学生が半々。みたいな超ダイバーシティに飛んだ世界です。

いいな、と思うのは、ここで例えば、医療に関わっている人もいれば、その研究をしている人もいるし普通に大企業で働いている人もいるし、教育に関わってる人もいるし、海外人住んでいる人もいるし、地方に出て林業している人もいる、みたいな感じ。

この多様なバックグラウンドを持った人々が少数精鋭で集っているコミュニティはなかなか見られないと思うんです。

そして、そこで一人一人が感じる「COVID-19下における自身の価値観変容ライフスタイル変容」っていうのはそれこそ十人十色だと思っています。そういう一人一人の所感を共有しあい、さらにディスカッションを通して自分たちが今何をすべきか見出していくっていう過程。

ここから見える現代人の価値観なんかは結構人類学といった視点の学術的に面白いのかなと思いまして、大先輩の元、zoomを使って対話と議論を重ねるコミュニティを始動し始めました。どん。


【先週のMore】


・リーダーになれよ自分


COVID-19の問題がいよいよ顕在化して来ているというのに、周りの同期や先輩方の方が我先にと動き始めてしまった。ああ、なんてことでしょうか。

「お前はリーダーになれ」って散々父親から言われておきながら、二十七年経ってもまだこんなに小さな自分がいていつもいつも悔しい思いをしているわけであります。

自分のやるべきことだ!ってこの他人事を自分事化できるスピードがとてもリーダーには大事だなって近頃思うんです。「他人事を自分事化する力」は十分に身についたと思うんだけれど、そのスピード感が善ん全たりてないんだ!って気づきました。

じゃないと周りを巻き込むのが手遅れになってしまうから。




・キャリア;将来設計

 
 前回こんなことを書いていた。まだ妥協シーズンは続いている。もう背水の陣。
公募系と並行してサクサクやること。
マイルストーンとかもあるので、とにかく一日一時間とかでも時間とろう。
→ 50点か。公募系は思ったように進めているので。
   キャリアについてはGW明けたら早々に進めないとガチで社会的に死ぬ。。。
   もはや色々怖すぎますが、挑戦するしかない状況。
 
   動き出そう自分!

・読書とか思考とか


通学する時間がなくなってというもの、本当に読書時間が減りました。これは由々しき事態です。年間100冊を掲げているのに、これじゃ50とかそこらで終わってしまう。

読書は習慣なので、早寝早起きしたり、どうしても必要な時間としてスケジュールに組み込んだりした工夫で何とか時間を確保しないとやらなくなってしまうでしょう。

1日20分でいいから時間とろう。
寝る前の20分かなぁ。寝る前はアウトプットよりもインプットの方が脳的には優しいし。



それから、思考する時間、アイディエーションの時間も減っていると気づいている。アイデアや考えをLINEの自分だけのグループにメモすることが多いのだけれど、ここ二週間三週間の自分のメモを見返しているとinput系のことばかりしか書いてない。(inputに時間さいていた結果と考えれば当然なのかもしれないが。。)

その他やれてないこと


読書!!!!inputに捧げていたせいで、普通の趣味側の読書が削られてしまっていた。これは痛すぎる。年間100冊の目標に大きくビハインドを取っております。

それからリモートワーク!!ウィークリーのMTGが早い時間になってしまったりと色々大変なのですが、そろそろこの辺で馬力出さないと申し訳ない。。

筋トレはやれよって感じですよね、すいません。やります。今日から。
ーリモートの仕事
ー 読書ノート
ー 筋トレ
ー 美術館とか芸術(ころなのせい!)
ー 物々交換



よし。今日ももう一踏ん張りしましょう!!