2019年3月10日日曜日

博士の就活って、どうやってやるんですか? ②ITベンチャー編:2021卒の就活は自由解禁。進め方の話

ITベンチャーいる人との対話です


僕よりは年下なのだけれど、社会人としての人生では先輩の話。
社会人一年目の子。

どのようにして道を切り開いてきたか、
就活のやり方とか流れについて聞いてみた。




2021卒は自由解禁!?


就活どうしよ〜っていう相談を持ちかけたらまず、
2021からは自由解禁だから大変だねっていう声を書けられた。

なんじゃそれ。ってほどでもなかったけど、
自由化のことがすっぽり頭から抜け落ちておりました。

参考: https://naiteinomori.com/2018/09/05/post-922/


これまでは学部3年時の3月にババーッと情報解禁され、
6月から面接を開始するっていう感じだったみたいだけれど、
2021からはそのルールが全くなくなるのだとか。


大変だねという声はあったけれど、実は自分にとってはそんなこともない気がしている。というのも、大学院生たるもの、一気に時間が割かれると実験の方に全く時間を割けなくなる。これだと博士論文が書けない。

行きたい企業のタイミングに合わせることになるとはいえ、ポツポツと就活していくことができる方が嬉しい(気がする)。


いずれにせよ、どういう方針で進んでいくのかという点についてはしっかりと目を向けておく必要はありそうだ。


何社受けたらいいの?


続いて、何社エントリするかみたいな話。
一般的な文系就活だと次のような数字がうたわれるようである。

プレエントリ  100社
エントリ    30~50社

ちょっと、多くないですか?!
っていう印象。

こんなに出してたらくる情報キャパが
明らかにオーバーするだろう。

というかこれだけ出している人って本当に行きたい企業選んでるの?!
MAX10くらいかなぁみたいに思っている自分は就活をなめているのだろうか。。いやでも実際実験しながらだとこんなもんだよなぁと思うし。。


どういうスタイルで進めていけばいいの?


深く聞いてみると、どうやらやはり、10~20受けて5,6社受かる人もいるって聞くし、極端な例では2社だけ受けて受かった1社に行った人もいるそうで。かと思ったら50くらい受けてて一社も受からないみたいなケースもあるとのこと。


こればかりは本当になんともいえないのだなぁと。
就活はある意味恐ろしい。

でもやっぱこれだけわからないって話を聞いたら、やっぱり自分が受けるのはMAX10社くらいかなぁって思った。ちゃんと準備して会社のことを調べた上で受けたいし。戦略には十人十色というか、100人いれば100通りのやり方があるし、それに正解なんてない気がする。


どんなツール使えばいいの?!


さて、それでどういうサイトとかツール使って就職をしていたかという話へ。
結論からいうと、どんな業界に行きたいのかによって使うべきツールは 異なってくるとのこと。昨今は溢れるほどにエージェントサイトがあるし、サイトの情報を逐一全て追っているとそれだけでいっぱいいっぱいになる。

自分もサクッと調べて見たけど本当に、何使えばいいのかわからないくらいたくさん。大学生の時に人材系事業でファンドレイズしたことがあって、人材ではお金動くってわかってはいたけれど、いざ自分が当事者の気持ちになってみると本当に市場は大きいのだなという所感。


その方とのお話から出てきた話では、マイナビ、リクナビ以外にも、朝活ナビとかWantedlyとかiroots,   goodfindなどがあると。ベンチャーいくならWantedly, goodfindらへんがいいかもよって教えてくれた。Wantedlyは実はいい自己紹介ツールになると思って自分のプロフページはずっと前から作っている。


あとは、自己分析ツールのあるirootsとかOfferBoxも使う方がいいかもっていわれて、もう早速使ってしまっている。なう。


面接の話


最後に、「面接は上手な人ですか?」という質問を唐突に投げかけられた。
そう、書類選考の後には確実に人事の方々とのFace to Faceでの面接が待ち構えている。


人と話す以上、コミュニケーションというか、面接が得意な人はそりゃあ有利になるよねって。まさに、その通りだ。確かに。たしかし。

僕はと言えば。。

実は、今までに何度か面接というものをくぐり抜けてきたことがあるけれど、「うまく行った!」ってなった試しがない。それで受かったものもあるし、残念ながらな結果になったことも、ある。(思い返してみると、意外と結果だけではうまく行っていることの方がやや多い気がする。あれ。)


たった15min ~ 60 minくらいで自分のことをうまく伝える面接っていうのには、うまいことするやり方があると思う。きっと。その子の話では、確かに就活の終盤の方になったら面接ももう慣れちゃったっていう人も多かったという。


模擬的な面接機会(例えば短い時間を縫っての教授との対話など)は自分にもままやってくると思っているので、まずはそういうところからしっかりトレーニングを積んでおくことが大事だなと。


面接といえば、朝井リョウさんの『何者 』での最後のシーンが印象に残っている。
立ち上がろう。






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参考URL
<就職活動ルール撤廃について>
次のURLを参考にさせていただきました。
・https://naiteinomori.com/2018/09/05/post-922/
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関連書籍

『何者 (新潮文庫)』