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2021年12月29日水曜日

最後の1枚は渾身のプレキャストゲル:絶対に忘れられない「魂の電気泳動」~博士学位のかかった究極のリバイス実験~

目次


1. 魂の電気泳動の日

2. 研究室という"社会"の中で、「論文を書く」という事

3. 難解な問題を前にした解答者が、この世で最も欲しいもの

4. いざ、プレキャストゲルで、最後の勝負!

5. 編集後記 (教訓・謝辞)


魂の電気泳動の日


今日は、あの日から1年が経つ。1周年記念。
生涯にわたって絶対に忘れることがないであろう「魂の電気泳動の日」。あの日を振り返っておこう。



2021年12月24日金曜日

モルヌピラビル の催奇形性・発がん性の報道は大丈夫? 日本での報道・周知が甘いのでは?

目次

モルヌピラビルが緊急承認されたという決断を見て僕は驚いています.
個人的には催奇形性や発がん性の報道(周知)が甘いと思っています。
添付文書によると、妊婦は禁忌になっているので、医療従事者たちはわかっているのでしょう。

薬害が繰り返されないことを祈るばかりなのですが、 臨床の場/視点からはどのように受け取られているのか気になっています。無関心だったという意見も含めて率直に教えて欲しい。

投稿に至った背景だけ簡単にテキストで。
・構造見たらわかりますがモルヌピラビルは核酸アナログ
・実際細胞実験では
 催奇形性を持つリバビリンやファビピラビル(同じ核酸アナログです)と比較して5-10倍程度の変異原性が報告されています。
 >S. Zhou, et al. J. Infect. Dis. 244, 415-419 (2021)

 

・RNApol阻害がメカニズムみたいですが、構造で大体代謝経路について予想できると思うのですが、
 代謝産物がDNApolに識別される可能性は大いにあると思っています(この辺の詳細は酵素とか書き出すと長いので割愛)

・実際EU・米国は妊婦は使用を控える旨の通達が出ているようです
・レムデシビルはエボラの時からも使われているのもありますし、vivo実験やある程度の人数規模の臨床試験では催奇形性が今の所認められていないというのはありますが、この構造に関しては完全に新規なので、これを妊婦さんが受精期に投与することってかなり確率としてやばいんじゃないの?って気がしています。

僕自身の立場は驚きであるとはいえ、ニュートラルです。
なお、感染初期での投与が劇的な重症化抑制効果を示す本薬剤の活性本体の薬効はものすごい威力だと思っています。


なぜ今回のこの薬で催奇形性が報道されていないのかがちょっと個人的には解せません。承認直後の各紙ニュースでは全く触れられていない。。医薬品に対するhesitancyを煽ってはならない、という観点からuntouchableなのでしょうか・・

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参考文献
1. COVID-19 治療薬モルヌピラビルは経口投与で初期感染に
効果を示すが催奇形性に要注意 北海道大学 松田彰先生
https://www.pharm.hokudai.ac.jp/alumni/special/houkou_071-5_2.pdf 
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参考URL
<●●について>
次のURLを参考にさせていただきました。
・https://news.line.me/list/3zoqg4eni9i1?utm_source=LN_extra&utm_medium=20211224182115&utm_campaign=none&utm_content=b81a7578445e_%E2%98%85%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E9%A3%B2%E3%81%BF%E8%96%AC%E3%80%8C%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%8C%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%93%E3%83%AB%E3%80%8D%E3%82%92%E6%89%BF%E8%AA%8D%20%E5%8E%9A%E5%8A%B4%E7%9C%81


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関連書籍

2021年8月21日土曜日

COVID-19 mRNAワクチンの今後の展望:低コスト/高純度化と、キャリアフリー(脂質性ナノ粒子不使用)、そして自己投与へ

mRNAワクチンの今後の展望


今朝電車で以下のニュースを見かけて、そろそろ「mRNAワクチンの今後」について書き留めておこうと思いました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA201WJ0Q1A820C2000000/

正直、ブースター接種(3回目)が効果があるのか?とか、annualな接種でいいのか?とかその辺の臨床的知見までは追いきれていないですので(僕の追うべきは基礎側)一応それはお伝えしておきます。



結論ファーストで、今考えている「mRNAワクチンの今後」です。
以下①ー④を中心に技術・研究側での議論は進んでいくのではないかと考えています。⑤も重要ですがやや付随的というか、継続的に議論は進むが、優先度はちょっと落ちるかな、という印象(いや繰り返しますが⑤も大事)。

①高純度
②低コスト
③キャリアフリー
④自己投与が可能
⑤その他:保存温度(安定性)、タンパクへの翻訳効率活性化


各論書いていると大変になるので、サクッとですが、概要を記しておきます

①高純度


ファイザー/Biontech製のワクチンの純度は実は60-70%程度という報告がされています。これが実は衝撃だと思って欲しくて、普通のタンパク製剤(抗体)や低分子の医薬品の純度はまず99.5%くらいあると思います。95%でぎり承認、90%切ればもう議論できないくらいの感覚。というのも例えば純度90%だったとしても、残りの10%の不純物が本当はターゲットと考えている医薬品の100倍活性があるみたいな話だったら実は主要な生理活性を持っているのは、不純物の方だよね、って考えもありうるわけで。

60-70%というのは、基礎研究の論文をpublishするのにギリギリ耐えるかどうかくらいの相当汚いレベルです(僕がreviewerなら基礎論文でも純度70%でデータ出してきたとしてもなんでこんなに汚いんだ?精製しなさいって言います。)。
巷ではなぜ話題になっていないのかよくわからないですが、多分水面下でこの辺は対策が進められているのでは?と推測しています。


②低コスト 


以前から基礎の分野では、ここは議論の対象かも。(基礎科学の試薬会社から試算してmRNAワクチン3kg(1億回分)を作ろうと思ったらスケールメリット入れても5-50兆円かかるって、以前予想投稿していました。)。

実際今のところ、20億回分で:ファイザーの売り上げが3.7兆円, ビオンテックの売り上げが2兆円。思ったより安いけれど、それでも異常なまでの価格です。

(注)毎年世界でめちゃくちゃ売れるtop10の医薬品でもだいたい1000億くらいです。その10-100倍売っている。。。

多分、修飾UridineやARCAの特許、4000塩基のchemical ligationでlossするなどの原因があるのだと考えていますがその辺の奥まったところはまたいつか。


③キャリアフリー


ここはコストや副作用の話と関連。

多分筋中で痛いだけじゃなくて、脂質性ナノ粒子(LNP)による毒性・免疫性もあって、副反応による発熱や腫れがある可能性も否定できないと考えています(インフルエンザワクチンの筋中(LNPを用いていない)は多分こんなに腫れたりしないですよね、データ見てないですけど)。

LNPは粒子の大きさが不均一であったり、+チャージを帯びていて細胞毒性があるって話はずっと指摘されているのです。じゃあどうやってmRNAを送達するの?というところがこれからの研究者の腕の見せ所ですが、昨日もmRNA送達に関して個人的にはBreakthrough of the Yearクラスの面白論文が出ました。日進月歩です。
(ちなみにここが今やってる僕の研究でもあります。)


④自己投与が可能


個人的にここの注目度はtopです。毎年打たないといけないような代物なら、そのうち自己投与が可能になる(ように世の中が動いていく)のではないかと考えています。インスリンの自己注射みたいなイメージです。もちろんそのためには保存温度だの安全性だの、副作用だの免疫反応(多分これが最大の関門)だの課題は山積していることは事実です。

しかし、現状ワクチン購入のコストよりも、稼働する医療資源(特にマンパワーのことを指します)や、それにかかる人件費、などのコストがとてつもなく大きいと踏んでいます。



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関連書籍

2021年6月8日火曜日

米バイオジェン/エーザイがついに、アデュカヌマブのアルツハイマー病に対するFDA承認を...!!!

目次数十年ぶりのアルツハイマー薬


今朝方、このニュースを聞いて震えました。

賛否巻き起こるでしょうが、ついに条件付きではありますが、
米国バイオジェンとエーザイから申請された、アデュカヌマブのFDA承認がおりました。
https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/us-fda-set-rule-controversial-biogen-alzheimers-drug-2021-06-07/

数十年来のアルツハイマー薬。
一つ、歴史を塗り替えるという意味で、本出来事は大変に大きな意義を持つと思います。
また、一部の患者さん・そのご家族もきっと待ちに待った新規医薬品であることは間違いない。暗い世の中に一つ希望の光を持ち込むようなニュースだ。。

医薬品だとかヘルスケアの界隈にいると、このような歴史的瞬間に出会えることが数年に一回くらいあるけれど、その度に、僕はこの分野に来てよかったと思う。
すごいな医薬品は。と感動する。


さて一方、年間600万円という超高額医薬(しかもアルツハイマーなので慢性的に投与続けないといけない)ということで、また薬価の議論もまき起こりそうです。
日本だけでも600万人もの認知症患者さんがいると言われているので、この人たちがこれをみんな使い出したら...なんて考えるとえらいことです。

また、注意しないといけないのは、これもまた決して「治療薬」とはいうものの完全に治すことのできる薬ではなく、あくまでも「進行を遅らせる」ものに過ぎないということ。


バイオジェン・ジャパン初のインターン


ところで、もう時効?だと思うので、暴露です。
(インターンに行っていた事実は暴露して問題ないのですが、内容はあまり明かせられない)

2019年に僕は、リーディング大学院関連のプロジェクトで2ヶ月ほど企業インターンに行くことになって、バイオジェン・ジャパン初の学生インターン生として、この薬の承認申請にも末端で関わったことがあります。

ちょうど、ENGAGE/EMERGE試験のP3を中止しながら承認申請出すとか出さないとかしてた頃です。
https://www.eisai.co.jp/news/2019/news201917.html
https://answers.ten-navi.com/pharmanews/17164/

本当に末端業務で、患者さんの治験リクルート計画作成を学んだりした医薬品なので思い入れもあります。グローバルの会社の方々とも相当本腰入れて、1週間近くにわたって議論を続けていたような記憶など、など、一気にあの日々が思い出されました。。。

またアデュカヌマブについてこの機会にアップデートしてみようと思います。


【追記】


*以下、「投与基準」について、どうお考えですか?という意見をいただいたので、参考までに当時お話に登っていた議論を記憶から手繰り寄せてつらつら書いてみます.
年間600万円ほどの薬価と言われている中、慢性疾患のAD患者にどう差別化して投与されるのかが気になります。臨床試験の組み入れ基準をみると、ごく一般的なAD患者を組み入れている印象ですが、PET検査でアミロイド陽性患者を対象としています。
重症患者を選択しようにも、早期に使用されないと有効性は低下しそうですし、
使用基準、難しいなと感じています。
* 2,3年前のインターン時の記憶を遡りながらなので間違っていることも多いかもしれません.

* 守秘義務を追ってますが, 以下は記憶からの引用なので、opinions are my own. というか、当該会社の意見ではないともここで断りを入れておきます.


薬価・患者さんの人数・疾患が慢性であること・医薬品の性質等々を考えると、投与基準は本当に難しいし、当時の社内/外でもいろんな意見が巻き起こっていました。

何しろPETだけで50万くらいかかります確か…….
使用基準についてはこの先10年とかそう言ったスパンで検討・議論されていくのではないでしょうか。

(その辺の提言を上手いける専門家集団を作りたいとも考えている。しっかり調査・議論してまとめて見るみたいなのはとても有意義だし、発信できる成果もあげられる。)


さてまず、製薬会社の利益としては患者さんを一人でも多くしたいって意図がゼロではない(というか結構ある)、と思うのでその辺を差し引いて考えてもらえれば。

・グローバルの人らと議論していて感じた「すげぇなこいつら」ってところは、【この医薬品の承認】を単なる承認として捉えず、「社会のnormを変えるきっかけ」にしようとしていたところです。

診断でのアミロイドPETの価値を問う際に用いられていたのは、「Shifting Left」と「Decouple」というキーワードでした。

「Shifting Left」:診断の時期を左、つまり早期にずらそうよ、というコンセプト. 早く診断できることで備えができることの意義がある.
「Decouple」:診断の価値と、治療の価値はそもそも別で、診断することそのものに価値があると見出すべきだ.


僕自身は正直以下どちらも難しいな/よくその価値がわからない(わからないというのは、否定的な意味じゃなくて、neutralな立場からしてわからない)という印象で、「早く診断できることの意義」がどのくらいあるのか?っていうのがいまいちピンと来ていません。(多分、動けなかった手足が動くようになる、みたいな簡単なアウトプットが想像できないからだと思いますが。)日本国内の社員さんたちも、ここは結構biogen グローバルのメンバーと揉めていたというか、議論していた印象です。

ただ、DMT(疾患修飾薬)の威力というか、いかにそれがQOLを上げるのかというアウトカムは、やはり他の疾患(例えば多発性硬化症なんか)を見ていてもやぱ「遅らせるだけ」かもしれないけど、めちゃくちゃそれが患者さんの支えになっているという事実もありますので、一部の患者さんからすれば、これが希望の光(本当の本当に希望で待ちに待っていたみたいな人も絶対にいる)のはずです。

あとはいくらでQoLあげますか?お金持ちしか助からない世の中でいいんです?みたいな他の薬でもあるような話が残ってきます。。


そのほか、、
・我が国におけるPET画像読影者、リガンド製造施設、そして診断の保険償還といったインフラ・システムは十分とは言えないので、その辺も考えないといけないよなぁと考えていました。PET施設はまだ多い方なので、グローバルの人は日本をいい市場だと捉えてるって言ってましたが。。

・そもそもなんでアミロイドPETで見分けたりしないといけないのかということも個人としては気になっていてBiogenさんにはインターン中に他の手段も提言しました(もちろん、知ってて検討しているとのことでしたが)。血液からアミロイドdepositionをdetectするような手法も確立され始めています(以下論文は島津から)。個人的にはこういうような技術の民主化がもう少し進んでくると、気軽な診断ってところに落ち着けるんでしょうなぁと期待しています。

Nature, A. Nakamura, N. Kaneko et. al., 
High performance plasma amyloid-β biomarkers for Alzheimer’s disease. doi:10.1038/nature25456
https://www.nature.com/articles/nature25456.pdf

【追記2】210615

そのほかのニュースだとか疑問点も出てきたので、さらに追記です
●重要な疑問点;静注の点滴で、どうして一部が脳に入るのか

[その他ニュース]
●06.08. 毎日新聞記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/df83a81c9db3bca59451e205871646ae3eaf8597

 日本では昨年12月、厚生労働省に薬事承認を申請した。超高齢社会を迎えて新薬への期待は膨らむとみられるが、FDAの審査でも有効性を巡って否定的な見解も出ていたとされる。また、バイオ医薬品であり、研究開発期間が長いことから高額薬となるとみられる。承認されたとしても、公的医療保険の適用対象とするかや、その場合の対象者も議論となりそうだ。


●06.08. 時事.com:
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021060800222&g=int
 アルツハイマー病に詳しい東京大大学院医学系研究科の岩坪威教授(神経病理学)は「臨床試験(治験)では、投与された患者の症状の進行速度が、投与しないグループと比べて22%遅くなることが示された。早期アルツハイマー病の進行を遅らせることが期待される」と話している。

● 06.08. Nature 
Landmark Alzheimer’s drug approval confounds research community 

―米国食品医薬品局(FDA)が18年ぶりにアルツハイマー病の新薬を承認
―神経学者や生物統計学者からなる独立した委員会を含む多くの専門家が、FDAに対して、臨床試験データはaducanumabが認知機能の低下を遅らせることを決定的に証明するものではないと助言しました:
→ FDAは代替として活動の代替指標(Aβ)を測定して承認の頼りにしたが、これは危険な前例となると一部研究者は警告しています。

―Aducanumabは、アルツハイマー病の根本原因と考えられている脳内のアミロイドβと呼ばれるタンパク質の塊を除去します。FDAは、脳内のアミロイドβを減少させることができるという理由で、この薬を承認しました。

―しかし、一部の患者団体は、不治の病である進行性の病気の影響を和らげることができるものなら何でも欲しいと思っています。世界中で3,500万人がこのタイプの認知症を患っていると言われています。
:「新しいカテゴリーの最初の薬が承認されると、その分野が活性化され、新しい治療法への投資が増え、より大きなイノベーションが促されることは、歴史が証明しています」(Maria Carrillo, chief science officer for the patient advocacy group Alzheimer’s Association in Chicago, Illinois)

―アミロイド仮説に懐疑的なジョージ・ペリーは、「研究界を10〜20年後退させることになるでしょう」と言う。

【Problematic Data Set】
―2019年3月、研究者たちは、早期のアルツハイマー病患者を対象に実施されたこれらの試験が進行中の中間データを覗き見た。彼らは、これらが成功する可能性は低いと結論づけ、バイオジェン社は両試験を早期に中止した。

―バイオジェン社の再分析によると、最高用量のアデュカヌマブを投与された患者の一部で、認知機能の低下が統計的に有意な方法で抑制されたという。今回の試験では、低用量では同じ効果が得られず、もう一つの試験では、どの用量でも効果が得られませんでした。

―また、今回のデータでは、アデュカヌマブにも無視できない副作用があることが示されました。2つの第3相試験では、治療を受けた患者の約40%に脳の腫れが見られました。これらの患者さんのほとんどは、腫れに関連した症状に悩まされることはありませんが、危険な合併症を避けるために定期的な脳内スキャンが必要であり、患者さん、神経科医、医療システムにとって負担となっています。

―11月の会議では、最終的に11人のパネリストのうち10人が、提示されたデータはアデュカヌマブの有効性を示す証拠とは見なされないと投票し、残りの1人は棄権しました。今週、FDAは反対の結論を出しました。

―バイオジェン社は、Post-approval trial試験を完了するために最大9年間の猶予を与えられています。
―これは、製薬会社が、極めて質の低いエビデンスや事後的なデータ収集に基づいて医薬品を市場に投入する手段として、迅速承認プログラムを利用しようとする道を開くものです(Kesselheim)

―規制当局は用途を限定せず、すべてのアルツハイマー病患者に投与することができるとしている。バイオジェン社によれば、一人当たり年間約56,000米ドルの薬剤費を請求するとのことです。米国の600万人のアルツハイマー病患者の5%がこの治療を受ければ、この薬の収益は年間170億ドル近くに達する。これにより、現在の収益では、2番目に売れている薬剤となります。

―非営利団体であるInstitute for Clinical and Economic Reviewは、費用対効果の高い価格を年間2,560〜8,300ドルと見積もっています。

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参考文献
1.
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参考URL

<本ニュースについて>
次のURLを参考にさせていただきました。
・https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/us-fda-set-rule-controversial-biogen-alzheimers-drug-2021-06-07/

・という本記事を書いていたらあっという間に国内でもニュースが...
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=71253
https://www.asahi.com/articles/ASP680NV8P64ULZU007.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/df83a81c9db3bca59451e205871646ae3eaf8597
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021060800030&g=int

・アミロイド PET イメージング剤の適正使用ガイドライン(日本核医学会)
http://jsnm.org/wp_jsnm/wp-content/themes/theme_jsnm/doc/amyloid_pet_imaging_gl_2.pdf

・aducanumabについてのエビデンスレポート
https://icer.org/wp-content/uploads/2020/10/ICER_ALZ_Draft_Evidence_Report_050521.pdf

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関連書籍

2021年1月27日水曜日

2021年1月26日火曜日

社会関係資本(人のつながり)と、食との関係性の考察:人はみんなで食べないと(共食)生きていけないのか?

二度目の緊急事態宣言を受けて飲食業界はもう大変なことになっているだろうと心中お察しします。しかもなんと、1カ月を軸に延長を検討となると、経営としては本当にしんどいだろうなと。実際、京都の街並みを歩いていても、新京極や祇園といった主要なストリートですら空き店舗、テナント募集中の看板をいくつもみかけます。目も当てられないです。

僕個人としては、外出自粛をすべきだということも理解できるし、営業自粛をすると外食産業は直ちに経営が立ち行かなくなるということも理解できる。どうしたらいいのかといわれてすぐには答えは出せない。

こちらも記憶に新しいだろう。先週も、大手ファミリーレストランチェーン店のサイゼリヤ、堀埜一成社長の【ふざけんな】発言が話題になった。 https://www.fnn.jp/articles/-/130601

ここで考えてみたい。
人は、みんなで食べないと、生きてはいけないのだろうか?」と。




2020年12月6日日曜日

ALS 嘱託殺人事件@京都

20.08.23. (個人的にこの記事での指摘はとても重要. )

死にたいと思っている人がいて、それを助ける人がいる。その構造は共通している。
・安楽死の法制化を言う人は、「助ける」度合いや条件をルール化して「ちゃんとした」制度を作ろうと試みるが、そもそもの構造が間違っている、とまず指摘しておきたい。死にたい人を助けること、それ自体がダメだ、と。


 ― 自殺する自由、死ぬ権利という言い方もある。では、その自由がない人、権利を行使できない人はどうするのか。例外的に「死を助ける」ことはあり得るのでは?

→ 自殺の問題から考えると良いかもしれない。「死にたい」という人はたくさんいるが、「死ねる」制度やルールを作るべきだろうか。社会としては「死にたくてもやめなさい」という立場を取るべきだろう。穏当な建前論に聞こえるかもしれないが、こうした建前は意外に大切。
 ただ、自殺の場合は、制度化されていなくても実行できてしまう。実際に年間2万人近い人が自殺で命を失っている。そうすると、他人の助けがないと「死ねない」というのは不平等、不公平だという言い方は確かにできる。だから、あえてこう言ってもいい。自殺ほう助はあり得る。死を助けることはできますよ、と。私は「死の権利」を100%認めないわけではない。ただ、助けたいのならば、罪に問われるぐらいのことは覚悟すべきだ。
 自殺ほう助に対して一定の刑罰を科すことに合理性があるのは間違いない。歯止めがなくなると、手伝いたい人、商売にしたい人が出てくる恐れがある。

― 究極的には個人の決断であり、社会制度として作るべきではない、と。

 立岩 そもそも法制化を掲げる人は、究極の状況を「改善」するために議論しているわけではない。そうしたケースは一種の方便として語られるだけで、本音は「命の選別」を進めたい。だから、極めて例外的な状況に対しては、あえて「罪を覚悟したら可能だ」と反論しておく。
 付け加えておくと、自殺ほう助に医師が関わるべきではない。命を助ける仕事、人を生かすために働く人が、殺すことを引き受けるのはリスクが大きい。

「死にたい」と思い、言ってしまう状況の改善を優先すべき、というのが私の考え。「死ねる」条件を探すのではなく、死にたくなる状況が何に由来しているのかを考える。社会の対応が不十分なまま、いろんな手が打てるのにサボったまま、「死にたい気持ち」に応える制度を実現してあげましょう、というのは順序が違う。
 「死にたい」と思う多くの人は同時に生きたい人でもある。死なずに済んだはずの人がたくさんいる。「死ねる制度」ができると、命はより多く失われていくだろう

困難な状況で生きている人に対して、「わたしはあなたの状態が死ぬほどイヤです」というのは、相当強い否定だ。
 例えば、なんでもいいですよ、「私がもし黒人として生まれたら、生きていられない、死んじゃう」とかね。相手の属性・状態を、命という非常に重いものと比較して、それに劣ると指摘するのは犯罪的だ

 ある状況を指して「自分ならこうしたい」と公言することは、常に他人を傷つける恐れがあることを意識するべきだ。自らの死について将来の望みを家族や病院の人に打ち明けることと、SNSなどで「自分はそうならない」ことを知った上で「そうなったら死ぬ」と書き込み、公言することはまったく違う。


● 「安楽死」要望、周囲に知らせず 支援者ら、今も受け止めかね ALS患者嘱託殺人事件 20.07.30.
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/315476

家族も周囲の支援者にとっても、寝耳に水の出来事だった。
まだ人工呼吸器の装着を急ぐ段階ではないし、呼吸苦を取るための緩和医療を濃厚に行うべき段階でもない、とのことだった。
ーSNSのアカウント名は家族にも誰にも教えてなかった。 (当然)

 ◎社会共通資本があったほうが生存できたのがもしれない。
  死に追いやるまでに、相談できるという心理的垣根(閾値)の存在?


ゆみこさんのFB記事から

「家族が無理やり延命してしまうなどといわれますが、ALSの場合はその逆で、むしろ家族が呼吸器装着を認めないことがあります。それは患者の生存が家族にとって長期にわたる多大な負担になるという構図があるからです。家族にとって患者の生存が脅威になるようなら、家族関係を整理して患者の真の自己決定を実現するようにします。」


「人間には、なんとしても目前にいる人の死を避けよう、救命しようとする本能があり、人間性の最も尊い部分をつかさどっているのです。たとえば他人がホームから転落して電車にひかれそうだったりすると、我が身を捨てても助けようとすることがあります。しかし、昨今は死をタブー視せず、「自然に」看取ることに慣れなければならないといった風潮があります。この「自然」が曲者で、それは一歩間違えれば、救えるかもしれない命をあえて見て見ぬふりをして死なせてしまう、という過ちにつながりかねないものです。では、どうしたら他者を傷つけずに自己決定で死ねるのか、ということですが、やはりそこには「患者の権利」が確立されていなければならないのです。

 

 死をタブー視せず、自然に看取ろう、自己決定でなら死んでもよいなどとする風潮を省みぬまま、「死ぬ権利」を法制化して不治の病人に限った特権にすると、私たちは次々に老い衰えた人々を死に廃棄することになり、「何とかして救わなければいられない」という人間性の最も重要な部分を捨て去ることになると思うのです。」

 


● 毎日新聞 20.07.26.
生命倫理や死生学を専門とする安藤泰至・鳥取大医学部准教授(59)は、「治療を担当してもいない患者を殺すのは、安楽死ではない」と述べ、今回の事件を安楽死の是非についての議論に結びつけることに懸念を示す。

ALS当事者で医師の竹田主子さん(50)による寄稿

この診断を受けて平気な人はいないでしょう。大きなショックを受け、自分が無力で価値のないものに思えます。ALSのようにどんどん身体が動かなくなるのは恐怖ですし、治らないとなると人生に絶望し、死にたくなります。

この事件は二つの要素があります。
一つ目は自殺願望の人間の呼びかけに応じて、ゆがんだ思想を持った医師が、金銭目的で殺人を行ったこと。二つ目は病気を苦に、自殺したい人がいることです。この二つは分けて考えなければいけません。

こうした明らかに倫理観が欠如した医師を生み出さないシステムを考えないといけないと思います。

 厚生労働省によると2019年、自殺の理由で一番多いのは健康問題で、9800人以上が亡くなっています。では、今回の事件のような、健康問題を抱える人と自殺したいほど悩んでいる人を、全員法律で自殺可能にしていいのでしょうか?


【Discussion】
そもそものこの事件の論点はどこにあるのか?

● 物質的豊かさに"生きる意味"を見出せない時代背景
 「人」はお互いが相補に何かを補完しながらでないと、生きていくことは容易くない。
 死という選択が昔より身近になった理由がどこかにあるはず。

 ー家族関係の希薄化
 ー生きる意味を考えるゆとりのなさ
 ー価値観自体の多様化
 
● 自殺したいと思える人がいる、という事実

●安楽死報道や優生思想報道があったけれども、これらはまたちょっと別の議論かな。



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参考文献
1.
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参考URL
<●●について>
次のURLを参考にさせていただきました。
・参照日 2020年12月6日
https://mainichi.jp/articles/20200730/k00/00m/040/100000c
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関連書籍

2020年12月3日木曜日

人口予測・人口動態、人口減少社会 & 働き方・

●20. 08. 04. 日経新聞



平均勤続年数って、近年短くなっているのかと思ったら、長くなっているんですね。
定年間近の所得って、下がる傾向があるのかと思ったら、最近は下がっていないんですね。
実感と事実は異なる。実感するのは、自分の周りの世界。自分の周りの世界は、平均的世界ではない。誰にとっても。相対的に見るよう気をつけないと、人は自分の経験で判断しがち。気をつけよう。

・2048年に1億人を下回る(人口問題研究所より)
・2100年にはもう5000万人

2020年8月7日金曜日

スポーツヘルス・スポーツテック・ウェルネス絡みの情報リンク集とメモ

医大敷地に薬局とジム、三者の空間が町を変える 20.08.06.
これは面白い。薬局の在り方云々ももちろん、ここに大手のタニタや日調が参画してるってのが意外。スタートアップももちろん絡んでいたが、どんどん大手がこういうことに参画していかないといけない。
もしかしたら、大手も前から考えていたけれど、ようやく意思決定プロセスが追い付いて実行しはじめたのかもしれない。そうなるとこれからは早いぞ。

実務をした人は誰だろうと思ったら、町の未来戦略室長。リーダーシップの在り方は確実に変わってて、こういう実務家にスポットが当てられるべきだと思う。

以下、引用メモ

 町づくりの中心に据えたのが、ヘルスケアの強化だった。2060年の町の姿を見据え、それを実現するために今何すべきか、「フューチャーデザイン」あるいは「バックキャスティング」と呼ばれる考え方の下で、「健康でハッピーに生活できる町」は町の発展にも重要という方向性を導き出した。「矢巾町の予算規模は100億円で扶助費が20%になっていたが、2025年には25%になると想定されている。税収が下がる中で、人々の健康を促進することで扶助費を抑え町の発展を進める」

ウェルネスの基地になるもので、矢巾町に関わる全ての人に本当の健康を届けるための「健康発信基地」と位置づけられた。 

 2020年2月25日、矢巾町と岩手医科大学のほか、付属病院敷地内に「岩手医大前薬局」を設置する日本調剤、健康機器のタニタヘルスリンク、フィットネス機器のテクノジム、施設管理のドリームゲートが、ウェルベース矢巾を健康づくりの拠点とし、医療費や介護費用の増加抑制を図ることを目指し、「矢巾町健康増進施策事業の連携・協力に関する包括協定」に調印した。産官学によって地域の健康を底上げする異色の事業になる。 

柔道整復師や元救急隊員などが運動指導に当たり、医療連携によって、医師のアドバイスも受けられるようにする。厚生労働省が認可する健康増進施設、指定運動療法施設の認定を受ける予定で、医療控除の対象になる見通し。施設を拠点として、こうしたデータやアドバイスといったソフトウエアを利用可能とし、人々の健康づくりへのインセンティブをつくり出しているのがポイントとなる。

 事業に参加する日本調剤は、通院患者やジムに通う人々に対し、薬やサプリメントの相談に乗ったり栄養学的な面からのサポートを行う。

フィットネスジムを運営し、データに基づいた健康プログラムを作るのは、山形市にあるベンチャー企業ドリームゲート。データを重視して健康づくりをしたとき、前述のように運動する場所は施設に縛られる必要はない。

町民は施設の利用費が通常の月8000円よりも安い6000円としているが、やはば健康チャレンジ参加者は5000円とさらに安価にしている。パーソナルトレーニングを付けるとそれぞれ2000円追加になる。

米国のロチェスター市はかつて何もなかった地方の田舎町だったが、メイヨークリニックという医療機関の開設が町を発展させる核になった(関連記事)。岩手県の矢巾町で実現しようとしているのは、まさに日本のある地方の町にメイヨークリニックをつくるような取り組みといえるかもしれない。


スポーツヘルスケア事業領域に特化したイノベーションオフィス「BIZSPO」開設 20.06.02.

健康ビックデータを活用した医療費削減、ヘルスケアコンテンツ郵送サービス、アスリートのエンジニア促進 等々 既存のBIZSPOプロジェクトに参画し新たな収益の柱となるビジネスモデル提案やベンチャー企業への資本業務提携から社内リソースを活用した0→1のビジネス構築までパートナー企業とのマッチングを軸にサービス提供します。

【今、伝えたいこと】 資格取得22種 元ショートトラック勅使川原郁恵が「0.001秒の世界」で培った健康哲学 20.05.30.
「健康になるためには『食事』『運動』『休養』の3つのバランスが重要と考えていて、それにまつわるものを取っています」

「競技自体が遠心力との戦い。スケートリンクが小さく(ショートトラックは1周111.12メートル)、体を傾けてコーナーを回ると、体が重くなれば、その分だけ外に振られ、タイムが遅れる。そういう感覚を現役時代に得たからこそ、成績を残すために食事にはこだわるようになった。中学時代からすごくシビアに研究して、栄養士の方にどう栄養を摂取したらいいかアドバイスをいただき、高校・大学は自分で積極的に学び、競技に生かそうと努力をしてきました」

 もう一つ、コロナ禍で考えるきっかけとなったのが、親子のコミュニケーションだ。

 主に乳幼児の心と体の健やかな育成をサポートするナチュラルボディバランス協会を立ち上げ、代表を務める勅使川原さん。自身も夫と子供2人の家族4人で暮らし、子育てに奮闘中だ。大切にしているのはスキンシップ。

 徹底しているのは「押し付けない」。自身は大学まで経て、オリンピックに出場したアスリートだが、子供には必ず大学に出てほしいとか、スポーツで一流になってほしいとか、そういう思いは「全然ない」という。

「本当に自分がやりたいことをやらせてもらった感じ。スケートは本当に好きだったので、とことんやらせてもらった。両親から言われたのは『スケート、好きか?』ということだけ。『嫌い』と言うなら、すぐに辞めさせようと思っていたみたい。でも、結局、私が好きで長続きしたので、結果を出すことにつながったのかなと思います。


RIZAPが全社員、利用客に抗体検査を無償で提供 20.05.26.
フィットネスクラブを運営するRIZAP(ライザップ)グループは26日、グループの全社員、RIZAPブランドの全トレーナー及び全ての利用客を対象に、新型コロナウイルスの抗体検査を、同社が全額負担して提供すると発表した。得られたコロナウイルス抗体検査の結果は、感染症コントロール医が分析の上、コロナウイルス対策のための学術研究に生かしていくという。新型コロナウイルスの抗体検査が、日本国内でなかなか進まない現状の中、健康増進に携わる企業として、いち早く動きだした。

同医院の感染症コントロール医が結果を分析した上で「日本オーソモレキュラー医学会」をはじめとする本年度の学術集会(医学会)および「the American journal of experimental and clinical research」などの医学誌での発表を予定しているという。



アシックス、スポーツ用マウスガードの新興企業に出資 20.03.30.

アシックスは30日、投資子会社を通じてトップアスリートらが使うスポーツ用マウスガードのスタートアップ企業、Neutral(ニュートラル、東京・板橋)に出資したと発表した。出資額は非公表。アシックスの販売チャネルを使った販売や、ヘルスケア領域でも活用できる可能性があるとみて、今後、具体的な協業内容を協議する。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57406820Q0A330C2LKA000/


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関連書籍

2020年7月4日土曜日

新型コロナウイルス感染症 COVID-19 関連の取り組みまとめ ー民間・行政・大学生・海外などー

下記はただのリンクとコメントの羅列になります。

筆者がなんとなくおぉって思ったコロナウイルス感染症対策やそれに関わって派生してくる社会問題などに対する取り組みについて、ひたすらまとめています。できればみたもの全部まとめたいけれど、そんな余裕はないので、時間的に余裕がある時だけ追記していきます。人と医療の研究室、慶應義塾大学福澤文明塾といった団体で出てきた議論のまとめも含めてそのまま転載しております。ご了承ください。

※リンクは上から順に新しく追記していきます。

====ここから====

【全体論】



◆ 大阪府からの新型コロナウイルスワクチン接種に関する要望 21. 04. 28.
概要:医学生、看護学生等もワクチンを打てるようにしようという要請を国に出した
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/attach/hodo-41317_5.pdf


医学的PCR検査(行政検査)は、「Ct値」について、検査系の限界値であるCt=40を検査閾値(しきい値)に設定して実施する。

 社会的PCR検査は、感染性の判定を目的として他者のために実施するもの。感染拡大の可能性のあるウイルス量の保有状況を判断するため、多くの論文報告に基づきCt=35を検査閾値に設定。プール方式を採用して安価に大量のPCR検査を実施する。

 研究チームは、このコンセプトに則った検査方式「SocRtes」(ソクラテス)を考案。この方式では、個人がインターネットで検査を申込み、届いたキットを使って唾液を発送する。10検体プール方式でPCR検査が行われ、2~3日程度で検査結果がインターネット上で閲覧可能。薬局4店舗で、対面で問診や検査のフォローを行うサービスも4月12日から開始する予定。

 本研究は、楽天株式会社、日本調剤株式会社、株式会社フィリップス・ジャパン、株式会社LSIメディエンス、三菱スペース・ソフトウエア株式会社が研究協力企業として参画。

コロナ×こどもアンケート調査報告一覧 (国立成育医療研究センター)
https://www.ncchd.go.jp/center/activity/covid19_kodomo/report/index.html

COVID-19後の道路と人々の関係性のアップデートを考える15の施策

新型コロナワクチンの予診票・説明書・情報提供資材 by MHLW

◆薬剤師から一般の方々に向けた 新型コロナウイルスワクチンに関する FAQ
https://www.nichiyaku.or.jp/assets/uploads/activities/faq.pdf 



夏ごろからコロナのワクチン開発競争について毎週アップデートしてくれている。本当に毎週updateだからすごい。

Scientists around the world are working faster than ever to develop and produce vaccines that can stop the spread of COVID-19. Since the emergence of this novel coronavirus in December 2019, several vaccines have started to be rolled out. Here is an at-a-glance overview of those vaccines and recent developments of those vaccine candidates in clinical trials.



間非営利団体(NPO)のまもるをまもる(西垣孝行・大浦イッセイ代表理事、京都市下京区)は、誰でも関心を持った社会問題を画像として投稿でき、医療従事者や企業関係者と意見を交わせるウェブサイトを公開した。社会問題や医療ニーズを議論し、医工連携による解決を目指す。

まもるをまもるは「患者の命を『まもる』医療従事者たちを『まもる』」という理念で運営する。医療ニーズを発見し、企業との医工連携で解決を目指す。現在は河合電器製作所(名古屋市天白区)と共同で、弱った心肺機能を代替する心肺補助システム(ECMO)の結露を防ぐ製品を開発中だ。



◆JETROのアーカイブ
ウェブ資料展:途上国と感染症
https://www.ide.go.jp/Japanese/Library/Column/Special/Infection.html

◆第二波の時に東大が学生の課外活動に対して出した文書 20.07.31.
相当色々考えた末の決断をうまいこと言語化されてはる。
ドライすぎる事務報告だけじゃなくて、こういうストーリーの乗った意思決定を発信できるってのがいい。
https://www.c.u-tokyo.ac.jp/COVID19_20200731.pdf 


◆ Global Deaths Due to Various Causes and COVID-19
自殺・マラリア・栄養失調など、世界の最大死因による死者数とCOVID-19による死者数のday単位での推移がわかりやすく可視化されている。
出典が不明なのが怖いところ。どこかへの報告として集計されているものだけだろう。もうちょっと残念ながら全体的な死者数は多いと思う。8月時点でも多分これら足しても全世界で200万人くらいしか死んでないのはおかしい(日本でも毎年130万人くらい死ぬのだから)。


◆「新型コロナウイルス感染症予防対策」ネット予約で感染リスク減少&業務効率化で歯科医院を支援
しょうもないように見えるけど、実はこういう取り組みが一番大事だったりすると思う。市民(民間)発で小さな取り組みができているのは素晴らしいことだと思います。① ネット予約を推進することで院内接触の絶対数を減らす ②ネット予約インセンティブを働かせることで患者側にも「なんかいい気分」をしてもらう ③TfTのように、そのインセンティブはさらに誰かのコロナウイルス関連のために使われる
っていう結構きれいな図式(ただし、これは歯科医院側が経済的に余裕がないとできない)

◆東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト

◆Coronavirus Vaccine Tracker
nytimes.com/interactive/2020/science/coronavirus-vaccine-tracker.html

◆Covid-19 Infographics for patients and families

COVID-19の対応に従事する医療者を組織外から支援する人のための相談支援ガイドライン 20.05. (日本精神保健看護学会)

◆「新型コロナウイルス感染症に対応した教育活動の再開等に関するQ&A」を図解
学校現場も混乱しており、それに対してどのようにPublic Communicationを円滑にするか?という取り組みがなされています。有事コミュニケーションという観点から。

◆「コロナ資料」を集める
北海道の博物館の取り組み

◆Collecting COVID-19 | Anthropological Responses
UCLの人類学者たちによる、digital ethnographyのプロジェクト。誰でも記入できます。

◆Museum for London、#CollectingCOVID 
“Museum for Londonの #CollectingCOVID では、COVID-19を歴史として記録するための資料(モノ)と体験を実物とデジタルで募集中。すでに多くの寄付申し出があるようです。”

京都大学東南アジア地域研究研究所「Corona Chronicles: Voices from the Field」

東南アジア、更には他地域の現状について、日本をはじめ世界の多くの皆さまに知ってもらうため、現地におられる方からの報告・声を集めてCOVID-19の専用ページを設置しました。学者に限らず、作家・記者・医療従事者・フィルムメーカー・政府関係者等の投稿を歓迎します。英文版を先に公開しますが、和文版も始める段階です。主に日英で投稿記事をお願いしていますが、多言語圏も検討しています。次の1ヶ月間で、50本程度の論文を公開する予定です。

◆​​感染症と闘う医療従事者の話を聴く会 
https://careforcovidfighte.wixsite.com/caremedical
 世話人会代表:井口真紀子(医師・上智大学大学院実践宗教学研究科)

【発信系】(個人含む)


◆21.01.19. コロナウイルスと闘う3年目看護師さんの手記
https://note.com/sayomochi

藤原辰史:パンデミックを生きる指針
 ——歴史研究のアプローチ

◆BRIDGING THE GAP

◆新型コロナウィルス感染症 (COVID-19)に関する情報 
― 強迫症やその関連症がある方々のために ― 
国際強迫症財団 (IOCDF)の邦訳


【大学等 教育現場】


コロナ禍での早稲田大学の対応とポストコロナにおける大学教育
早稲田大学総長 田中愛治
2020年7月4日

https://files.jmooc.jp/wp-content/uploads/20200704-1-3-.pdf 




【大学生によるもの】


◆大学生向け新型コロナウイルスワクチン情報サイト 慶應義塾大学医学部
https://sites.google.com/keio.jp/jyukusei-covid-19-vaccines/

◆全国の医学生に向けて 慶應義塾大学医学部


◆No More Corona プロジェクト 北海道大学

◆COVID-19 Student Response Harvard Medical School

◆大学生の学費減免・返還を求める動きについて
COVID-19流行にともなって、大学の学費等に関して学生が署名活動等を行う事例が増えてきているのでさっくり団体の方で。

## 学生側の主張
学生の主張は大きく2つに分けられます。

1. 家計の急変に関連して授業料等の減免、補助を求めている。
・もともと大学の制度として家計の急変には対応したものがあることがほとんど。
・国・自治体による学生への補助、設備投資を行う大学への補助を求めるもの
文科省に署名を提出したとニュースになっている団体はこの主張。

> [キャンペーン · 国による一律学費半額と、大学などへの予算措置を求めます · Change.org](https://www.change.org/p/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3-%E5%9B%BD%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E4%B8%80%E5%BE%8B%E5%AD%A6%E8%B2%BB%E5%8D%8A%E9%A1%8D%E3%81%A8-%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%B8%E3%81%AE%E4%BA%88%E7%AE%97%E6%8E%AA%E7%BD%AE%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99-f513a18b-235d-4d42-84d2-ac48204d8a36?recruiter=1080446917&utm_source=share_petition&utm_medium=copylink&utm_campaign=share_petition)

> *国の予算で一律の学費半額化を求めます*
>  経済的影響が長期化することで、学業を続けることが難しい学生が大量に出てくる恐れがあります。対象が狭く審査に時間をとる現行の制度ではなく、国公私立の違いや、課程や学年の違い、国籍の違いを問わない学費半額への一律減額を求めます。
>  *大学などへの予算措置を求めます*
>  国は、新型コロナへの対応で増えた大学などの費用を補填してください。大学ではオンライン授業の設備投資や教職員の残業代など、予期せぬ負担が出ています。例えば、図書館休館に伴って書籍を貸し出すシステムを各大学が整備する際、国がこの費用を補償してください。


2.  大学の授業形態の変更に関連して授業料の返還、補助を求めている。(主に学部生)
・「授業の質が担保されない」「学習の機会の保証がされない」ことを理由の授業料の返還、減額を求めるもの
・特に私立大学では授業料とは別に「設備費」「実験実習料」「図書館利用料」等の名目で一定の金額を徴収しているが、実習等が正常に行われない、または施設を利用できないことを理由に返還・減額を求めるもの
・「設備費」「実験実習料」「図書館利用料」の使途の内訳の開示を求めるもの
・オンライン授業等の学生による環境整備のための費用の補助・機材の貸し出しを求めるもの

## 京都府内の主な大学の動き(2020/5/1時点、各大学HPによる)
・学費の減額・分納の申請期間延長(もともとほとんどの大学に存在する制度)
・モバイルルーターの貸出(京都大、京都府立医大)
・情報環境の整備のため学生に一律5万円を給付(京都産業大)
・Web授業受講環境整備のため全学生に3万円、家計急変により学生生活が困難となる学生に対して、最大9万円(3万円×3ヵ月)を支給(立命館大)
・奨学金、短期貸付金の拡充、モバイルルータの貸し出し(同志社大)
・オンライン授業環境整備のため3万円給付、経済的負担が増える学生に最大10万円給付、自治体と協力して下宿生に食材を提供する支援(龍谷大)
・ノートpcとwifiルーターの貸し出し、短期貸付金制度、奨学金の拡充(京都橘大)
・学費に関する特別な対応はなし(佛教大学)
・図書館の本を郵送で貸し出すサービスを始めた大学・図書館もあるみたい

2020年5月21日木曜日

コロナによる「外出自粛」で20年4月の自殺者数減少?!論争に関するメモ書き

「外出自粛」で自殺者数は減少するのか


20年4月の自殺者数は例年に比べ20%減少したという、人々の予想の逆をいくニュースが流れてきました。以下の議論はとある研究会でのお話を元に展開しております。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3977832.html
(元記事のURLですがすでに削除されてます。。)

記事ではもともと「家族ら同居する人が外出せず家にいることや、職場や学校に行く機会が減り、悩むことが少なかったことなどが要因」という分析が紹介されています。

これを人類学・社会学・精神学者の方々はどう見ているでしょうか。
果たして見出しの「外出自粛は自殺者数の減少に寄与する」という大胆な仮説は正しいのでしょうか。


※写真は本文と何ら関係のないものです


Facebookの知人が、このニュースを見てこんなことをつぶやいていた。少々長くなるが引用しておく。
 
 4月はある種「緊急事態」。そういうある種 社内全体が臨戦態勢にあるような特殊な時期よりも、その後の経過の中で自殺者は増える というように認識しているのですが、どうでしたっけ?

 記事の分析を起点に考えても、同居する人がいなくて孤立を感じる人が増えていくだろうこと、社会全体として「かくあるべし」の同調圧力が強くなっていくだろうこと、これらは経済的な要因以外にも自殺が増えてしまう要因になりえるのでは、と見ています。

 その意味では、これから先の数字がより気になります。
 医療の専門家や経済の専門家に加え、社会学的な観点からも対応が必要でしょう。

 それにしても、感染者数の推移やそれによる死者数の推移のグラフを毎日見続けるのは辛いことですが、自殺されてしまう方の数の推移を見守らなければいけないとは、なんと悲しいことでしょう。

 経済的な困窮者を少しでも減らしていけるようにするための努力だけでなく、気持ちとして追い込まれてしまう方を減らせるよう、社会全体で知恵を絞りたいです。


 


自殺要因の発現から自殺で亡くなるまでの日数は平均7.5年(中央値は5.0年)


上記の自殺者数減少要因が外出自粛によるという仮説を否定しうるファクトを掲げている興味深いnoteの記事, およびTweetがあった。

“このニュースを見て、「経済死んでも、自殺者減ってる」と思うのは短絡的。自殺要因の発現から自殺で亡くなるまでの日数は平均7.5年(中央値は5.0年)。人は悩み続けて最後に死を選ぶのだから。”

出典は自殺実態白書2013 (NPO法人ライフリンク)

なるほど、間違いない。
そして悩み続けた結果論として「死」という現象が起こるというのも感覚的に納得がいく。

経済的な要因による自殺はもっと後で来るということだ。
(もっとも、自殺要因の発言から亡くなるまでの日数が5年以上という仮説を適応してしまうと、リーマンショックによると思われる2009の自殺者数増加が説明できなくなってしまう気もするが。)


自殺は因果関係図を描いた時の一番下流の現象であるが故、それを説明しようと思うと交絡因子なり要因なりが多すぎて本当にわからないものだ。。


ということで、「自粛をしてるなり、その他コロナ関連が原因」による自殺者数の増減はもっと後でわかるということがわかる。

では、なぜ、自殺者数が減少したのだろう。。


「ハネムーン期」による生命力の向上


なんと、感覚・経験的に納得できそうな説明をNPO法人OVA代表理事の伊藤さんがつぶやいてくれている。

(なお、この投稿、とてもinformativeかつクリアな洞察があるので一読に値する)

一般的に戦争や災害の直後に自殺者が一時的に
減る現象がありますが、それに近いと思います。
東日本大震災でもそのような指摘がありました(https://www.asahi.com/sp/articles/ASN396GGFN2NUNHB01C.html 

すごく簡単に言えば、災害など大きなショックがあった場合
なんとかその変化に生活に適応しようという
パワーが生まれたり、連帯しようという動きが
(最初は)生まれます。
しかし、段々と疲れていきます。


引用によると東日本大震災後、東北で一時的に自殺率が低下したが復興期になると全国平均を上回っていたそうです。

これを伊藤さんは「ハネムーン期」と呼んでいる。
もし本当に4月にハネムーン期が来ている場合、社会はその後で疲弊し、幻滅期が現れるそう。

従って伊藤さんは、長期的には自殺リスクは高まり、楽観視はできないと感じている、と結論付けている。


なるほど、これはこれでわかりやすい説明で説得力がある。

「四月の自殺者数減少」という現象をどう解釈するのがいいのでしょうか。
現時点で結論はありませんが、長期的な視点での解釈が必要そう。



経済や外出自粛の話を抜きにしても...


経済的な影響, 外出自粛による影響なんかを抜きにして考えてみてもしかし、前年比20%の自殺者数減少は(あくまで現象として)面白いと思っている。


まず、知人とのディスカッションをしていた時の [前提]を。
1. 経済的な影響による自殺は確かにもっと後にくるだろう
2. 経済的影響は一度おいておいて、ほぼリモートになって対面の機会が減ったことでメンタル的な影響があるのではないか?
3. そもそもメンタルの不調と自殺者数が綺麗に比例するわけではないだろうから、自殺者数減だけで何らかの結論を導くのは早計だろう

こうした前提のもとあれこれ考えていると、、
 「自殺者数が過去5年内で最大級に減少しているのは事実。とするとその背景は何か(短期的には経済にあまり影響を受けない、かといって、本当にハネムーン期で説明がつくのか?)。」「外出自粛はメンタル面にどう影響しているか。  (と同時にそれを、どう測るのか、そもそも測定可能なのか。)」といった類の問いがでてくる。


こういう問いも考えていくような学者たちも出てくるんだろうな。




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参考URL

自殺の動機についての統計
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/H30/H30_jisatunojoukyou.pdf

そもそもの話として、自殺関連の統計データは「参考」にはなるかもしれませんが、そこまで「信頼」はできない(と、考えてよいだろう)。人が自殺する理由を一言にまとめられるものだろうか、という話だ。
言語的なデータ、つまり発言やアンケートなどの証拠がその人の真意を100%反映しているかといったら絶対そんなことはない。

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関連書籍





2020年5月4日月曜日

2020年の内省⑩4月14日 - 5月3日: COVID-19で動き出した周り・オンライン系での動き・採択2件・研究・研鑽も進んだ

この2週間もライフステージ上でかなり重大な決定だとか進展があったものの、仲間や周りの人に恵まれてなんとかかんとかここまで進めて来られた。

そう、本当に慶應時代にお世話になった先輩方や同期が優しすぎた。
研究室の実験関連や公募関連では先生が優秀かつ優しすぎる。
ありがとうございます。

キャリアに関しては、行動がゆっくりすぎるので、GW明けくらいからはギアチェンジしてやりはじめなくてはならない。

あと、読書、、、この二週間はとっても量が落ちてしまった。反省。

それから、、自分がPJTリーダーになることはいつでも忘れちゃいけないのに忘れてしまっているなって反省している。小さい人間に収まりたくないっていう内省。

この間のおいしかったもの

2020年4月25日土曜日

新型コロナウイルス(COVID-19)蔓延を受けて、大学院生がアカデミアの研究所でどのような影響を受けているか

人々がどれだけ社会の変化を恐れようが、自然はいつも正直だ。
気づけばもう、葉桜の季節。今年も自然はいつもと同じ顔を見せてくれる。


さて、私は京都府内にある大学院医学研究科の学生で、普段は移植にかかわる技術を開発している。いわゆる基礎研究だ。俗世とは隔絶された田舎(宇治市)に拠点を置き、毎日研究室と家(Door to Door 徒歩5分)の往復をしている。メインキャンパスではないせいか、世間の騒ぎに比較してほとんどコロナウイルスの影響を受けずに過ごせていた。
それが先週頃になってようやく、大学・研究所側の対応も始まり、私自身としても身をもって感じるところが出てくるようになった。そこで今回、「大学院生」という視点から、アカデミアや研究所といった特殊な世界における活動縮小・研究所封鎖等の対応の影響について省察してみたい。





2020年3月20日金曜日

優秀な人に限って実業家肌がなくってさ。大企業と事業実行者との温度差の話

この頃、実業家肌ってのと、大企業の肌感ってのとの差を、よく感じる。
「実行する人 / できる人」と、「構想はできちゃう人」との差なのかもしれない。

僕はおそらく実業家肌で、とにかくリアリティを追及して物事を考えてしまう。
リアリティ。まじでそれできるの?どうやって?誰が?どのくらいの時間とお金かかんの?法律は大丈夫なんだっけ?とかとか
ってのを超超超超具体的に考えてほしい。


2020年3月8日日曜日

新型コロナウイルス(2019-nCoV, SARS-CoV2)・中国武漢肺炎についての基礎的・科学的情報を全部まとめてみた

新型コロナウイルスによる肺炎、これだけ見とけ


出遅れた感が否めないけれど、
ずっと情報はキャッチアップし続けていた。

だからこそ、いろんな情報キープしてたので
ここいらで一気にまとめて整理 / アウトプットしようかと。

そもそもコロナウイルスってどんな存在かというお話から、
現在に至るまでの経緯や国・世界の対応、
致死率、感染防止策、疫学情報、治療薬の有無などなど。

サイエンティフィックな情報、医療系に寄った情報など片っ端から、
自分の頭の整理のためにもいろいろまとめてみた。
情報は、集積されて体系化されることで、知識・エビデンスになっていく。

専門家でもいろいろ違うこと言ってたりするので、
その情報についてメタアナリシスかましてみても面白いこと分かるかもしれないですね。





目次


そもそも、コロナウイルスとはどういうウイルスなのか
- 2019nCoVウイルス自体の概要
- 今回のウイルスの、全ゲノム配列
- 発生経路(どうして発生したのか)

疫学・基礎情報
- 致死率

- 症状
- 潜伏期間 

- アウトブレイク・エピデミック・パンデミック・エンデミック 感染経路とその拡大について
 - 飛沫感染・空気感染・接触感染 

感染予防策
治療薬はでてくるのか
 - すでにRCT(治験)が開始 役立つリアルタイムレポートや最新情報など
最新論文・サイエンスに関連して

海外の見解
その他問題・懸念点
まとめ



そもそも、コロナウイルスとは


ここから始まってる記事が少なすぎる(その点、日本ウイルス学会が、2月10日に出した声明がちゃんと説明していてさすが。)。
多分みんなこんな情報求めてないからなのだろう。

医療従事者も多分見ていないところだと思うけど、サイエンティストは「どんなウイルスだっけ?」という問いを投げかけると、次のようなことを思い起こし始めてしまうわけだ。


コロナウイルスの概要


表面の突起が特徴的で、「王冠」ににている。
これにちなみ、ギリシャ語でコロナと名付けられた。


◆コロナウイルスは、一本鎖RNAウイルスと呼ばれるウイルス分類に属す。もっと正確には、一本鎖プラス鎖RNAウイルス(Positive-sense single-stranded RNA virus)またの表記を(+)ssRNAウイルスである。その直径は約100 - 200 nm。エンベロープ(E)と呼ばれるたんぱく質で覆われているので、エンベロープウイルスに属する。

(+)ssRNAウイルス:この種のウイルスとしてよく知られているのは、C型肝炎ウイルス、デング熱のデングウイルス、SARS, MERSコロナウイルス、そしてかぜ症候群(一般的な風邪)の主な原因ウイルスとして知られるライノウイルスなどである。
 **SARS, MERS については後程詳述

◆これまで、人に感染を起こすものは6種類が知られていた。
4種:通常のかぜ症候群を引き起こすもの(これら4種が風邪の原因の10-15%)
2種:重症肺炎を引き起こすもの...SARS-CoV, MERS-CoV
◎今回発見された2019-nCoVは新しい種類のもの(7種目)

コロナウイルスの概観については厚生労働省のこちらのサイト参照
◆プラス鎖のウイルス核酸は、mRNAとしても機能すするため、宿主中ですぐにタンパク質への翻訳が開始される。

【参考:ウイルスの分類

現在、多くの科学者の中での認識ではウイルスは「生物」とみなされていない(生物学上の定義)。したがって、ウイルスは生物と異なった括りでの分類枠が存在する。
ただし、今回のコロナの騒ぎをみていても、「ウイルスも生き物で会ってを殺生することはいいのか?」みたいなことを平気で言っている人もいる。ウイルス生物/非生物論はまだ決着がついていないのである。

ウイルスの分類は、生物種の分類(界・門・網・目・科・属・種だとか、真核生物/原核生物/古細菌など)とは別で存在している。ウイルス分類で有名なものとして、核酸(DNA / RNA)の種類などに基づいて7種に分けた【ボルティモア分類】が広く認識されている。
(なお、ボルティモアは逆転写を発見したデイビッド・ボルティモアにちなむ。彼の提案した分類法である。)


【参考:かぜ症候群の原因

風邪はどうして発症してしまうのでしょうか。

基本的に風邪はウイルスが原因で発症することがほとんどだということがわかっています。そのうち、(新型ではない)コロナウイルスが原因の風邪は10%くらいだと言われています。
湧永製薬HPより
http://www.wakunaga.co.jp/health/month/post_75.html

新型ウイルス(2019-nCoV)の全ゲノム配列はとっくに解析されている



全ゲノム配列情報:
ーNCBI(武漢患者のゲノム配列): https://www.ncbi.nlm.nih.gov/nuccore/NC_045512
ー国立感染症研究所(日本で分離したウイルスについてのプレスリリース):https://www.niid.go.jp/niid/ja/basic-science/virology/9369-2020-virology-s1.html


武漢の患者の全配列解析はどうやら、去年(2019年)の12月30日頃には既に解析が終わっていたようです(NCBI情報)。日本では遅れること1カ月、2020年1月31日に国立感染症研究所が、ウイルスを分離してゲノム配列を解析したそうで。


今回のウイルスゲノムは全長29,903塩基対ということ。感染研は99.9%の相同性のあるウイルスを日本人患者から同定したとのことでした。これは逆に言うと、最大0.1%の相違が存在するということで、約30塩基は遺伝子レベルで異なる可能性があるということですね。

ちなみに、コロナウイルスのRNAはどれも約3万塩基。これは、報告されているRNAウイルスの中で最長といわれているのが特徴です。
(出典:ウイルス学会. http://jsv.umin.jp/news/news200210.html

なお、変異があったとしても、タンパク質翻訳には関係のない部分の変異であったり、タンパク質翻訳に影響を与えない変異もたくさんあるので、ほぼ一致していると考えてもよさそうです。


ちなみにインフルエンザウイルスは890-2,341塩基長がある一本鎖RNAウイルスを8種類、ゲノムとして持つそうです。短いですね。
(出典:http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/kawaguchilab/report.html


※ゲノム情報も、毎日のように最新版が更新されています。
こちらは2月1日時点での最新ゲノム配列に関する情報を掲示しました。


発生経路(どうして発生したのか)



起源としては、コウモリが濃厚。
そしてヒトへの感染経路としては、海鮮市場(Seafood Market)でほぼ確実だろう
Nature誌に報告されている。ここでは、2019年12月で最初の症例報告がなされた7名の検体を解析し, うち6名が武漢(Wuhan)の海鮮市場で働いていたとしている。

これらのウイルス検体の塩基配列を解析したところ、SARSウイルスとは79.5%の相同性があった。さらに、コウモリのコロナウイルスとは全ゲノムが96%同一配列であったということが根拠だ。

なお、20年2月3日に発表されたこの論文が、2019-nCoVとコロナウイルスの名前を規定し始めた起源と起源となっている。

※優しいことに、nature asiaが論文全体の概要を日本語訳して出してくれている。


疫学・基礎情報


もうこの辺の情報は山ほど世に出回っているので、まずはためになるURLをペタペタ載せていきます。

15分でわかる 新型コロナウイルス
(2019-nCoV)感染症(2020年1月30日修正版




藤田医科大学感染症科が公開しているスライド
こちらはやや医療従事者向けかもしれないが、一般でもある程度わかると思う。
目次だけ貼り付けておくので、興味のある人はぜひ。


https://drive.google.com/file/d/1TVRj5O2yRDyAvpDfrO3KZyEY6k_E5FxV/view



◆東京大学 環境安全本部で産業医をしている黒田先生のまとめスライド

 個人 / 会社としてできることが何かっていうことを簡潔にまとめてくれている。
個人:感染対策としてできること、具合が悪くなったらどうしたらいいかなど。
会社:具体的な例とともに、取るべき対応を9つ示してくれている。

・どんな人が感染するの?


報告されている死亡例はほとんどが65歳以上の高齢者で、既に病気を持って(基礎疾患)いたりした人が多い。1月時点では、30代などの死亡はほとんど報告されていなかったように記憶している。

・致死率


致死率に関する考察が一般向けに上手く描かれているのはメディカルノートさんの記事
かと思います。ただし、致死率は感染症が蔓延していくに従ってかなり変わってくると
思うので、こちらは2月4日時点ではおおよそこのくらいだな、というスタンスで。

めっちゃざっくり示しておきます。
そして本当にいろんな報告が出ています。ちょっと3つくらい文献を比較してみたら
まあ桁を間違えはしない程度には実態が把握できるかなと思います。2つだけ、出典を明らかにして報告されている致死率を書いておきます。

【メディカルノートの報告(02.04.)】
 ー中国湖北省:3%くらい
 ーその他の海外:0.2 % くらい

【国際医療研究センターからの報告(02.05.)】
 ー武漢:5%くらい
 ー武漢以外の湖北省:1.4%
 ー中国以外の国:0.5%

◆メディカルノート(2020年02月04日):新型コロナウイルス 致死率はインフルエンザ並みか


◆国際医療研究センターからの日本語論文(2月5日)



・症状


こちらの図がわかりやすいかと。
発熱と空咳, 呼吸器症状が中心症状みたい。
(Yahoo Newsから図を転載., NEJMのデータをもとに作成されている)





続いて、上で共有したスライドの中から抜粋。
SARS, MERSコロナと圧倒的に違うのは下痢などの消化器症状や頭痛の症状がほとんど報告されていないこと(ただし、これは1月23日時点での報告).





・潜伏期間


こちらは藤田医科大学のスライドから。
1月の論文で載ったデータから、2-14日とされている。これはあくまでも平均程度の値なので、当然個人によっては21日くらい潜伏してしまうこともありうる。





感染経路とその拡大について


感染経路:飛沫感染・接触感染での感染が知られている
(下記に詳しい)

それぞれの感染経路がどういった感染か?といったことも簡単に書いてくれているので、その点がこのスライドのありがたいところ。

空気感染は、今の所疑われていないということですね。


※なお、飛沫感染と空気感染の違いは以下の資料に詳しいです。

簡単にいうと、こんな感じ。
飛沫感染:すぐに床に落ちる(半径1mいないくらい)
空気感染:飛んでからもしばらく空気中を漂って感染(水分を含まず軽いから)

空気感染の方が幾分厄介だとわかります。
空気感染する感染症の例としては、結核はしか水疱瘡など。確かに、これら非常に感染力の強いものたちですね。

 【参考】アウトブレイク・エピデミック・パンデミック・エンデミック
めっちゃちなみに。この辺の言葉の違いを明確に説明できる人って案外少ない気がするので、参考までにどうぞ。

アウトブレイク:一定のtime, place, personにおいて、予想されるより多くの感染症が発生すること。ニュースではより限定された地域での流行に使われる傾向がある。

エンデミック:地域・季節的な周期で罹患率が一定している状態。感染症などの伝染病に限らない。
エピデミック:(ある地域での)予想外の(想定した範囲を超えた)エンデミック
パンデミック:エピデミックが世界の広範囲で同時多発的に発生している状況。

参考:https://talking-english.net/pandemic-epidemic-endemic/



感染拡大について


知り合いがわかりやすい図を提供していたので、こちらをシェア。
どんな感染症についても患者推移モデルというものがある。

①急速な指数関数カーブで患者数が増える(緑点線)②隔離や免疫保持者が徐々に増えていく(赤点線)③収束へと落ち着いていく


今回のコロナウイルスう感染症についてもおそらく漏れなくこうした形で感染が進行していくのだと思っている。3月上旬時点、ようやくもしかしたら武漢での感染者数の指数関数カーブが漸近線にたどり着きつつあるかな?って感じで、これからヨーロッパや他のアジア諸国でのカーブが急速になるでしょうね。これが落ち着くのが大体多分4,5月くらいだと思う(完全に推定)。。

となると収束宣言は夏頃なのでしょうかね。
日本の死亡率は極めて少ないように見えるので医療機関は数字から判断するととても頑張っていると思う。ハイリスク群(基礎疾患保持者や高齢者)の感染にしっかり気を遣えば死者は最小限にできると思う。
(テッシュを爆買いして家に持って帰る体力のあるような人は感染してもまず死なないっていう過剰な言い方もできる。)


感染予防策


ちなみにうちのラボでは秘書さんの独断と偏見でこちらクレベリンを大量購入。知り合いの薬剤師によると、これ、たくさん病院の待合室などにも置きはじめているそう。

ウイルスや細菌の殺傷効果は99%ということで、
ほんとうにそうなのかどうかはわからないけれど、
気休め程度にはなるだろう。

※大量購入するとまたマスクみたいに品切れとかになっちゃって本当に必要な医療機関などに届かなくなる事態が発生するので、購買する場合は必要な分だけでお願いします。

【Amazon.co.jp 限定】クレベリン 置き型 150gx2個セット



※クレベリンの正しい使い方

ー高いところに置く方がいい
(二酸化塩素は空気よりも重いため、発生した気体は上から下に行くから)

ー金属の近くにはおかない。
塩素は金属を腐食してしまう。



そのほか、昔支持していた京都大学の先生による感染対策についての記事が出ている(2月7日)。こちらでは、「症状の出ない感染者が多い(不顕性感染)」ということは、「感染していても症状が出ない人が多い」つまり軽症でもあると言えるとされている。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/154592

実際、致死率も武漢などの発生源を除けば1%かそれ以下くらい(インフルエンザと同じくらい?)と言われているので、過度にマスクやティッシュを大量購入するのはナンセンス。気をつけるべきは、元から体の弱い人(すでに病気を抱えている人)や高齢者だと思っています。


治療薬はでてくるのか


◎2020年2月15日時点で、抗ウイルス薬などの推奨はなしとされている(WHO, CDC).
◎全身管理で対応

・ロピナビル・リトナビル(抗HIV薬)が経験則的に投与されたりした症例はあるものの、
今の所、全く科学的エビデンスは出ていない(有効性は不明)。

・現在、3種類以上の薬の治験が同時並行で進められている模様.日本では、国立国際医療研究センターの研究班による観察研究として、これら3種類の薬剤の投与が行われているとのこと(この3剤については下記に詳述)

・3月6日時点での臨床試験進行状況が以下に記事になっている.
 https://answers.ten-navi.com/pharmanews/17853/

・Clinical Trials.gov(アメリカの治験データベース)にアクセスして探してみると、介入
臨床試験は33個行われている(3月8日現在). ほとんどは患者のリクルーティング段階.

→ https://clinicaltrials.gov/ct2/results?term=nCoV&age_v=&gndr=&type=Intr&rslt=&Search=Apply


・remdesivir(ギリアド,  2020年2月27日)


ギリアド・サイエンシズが治療薬候補の臨床試験(治験)を開始したと世界に対して公に表明している. 以下がそのプレスリリース.約1,000名の患者さんを対象に、静脈内投与による候補薬の有効性が評価されるそう。作用機序としてはRNAポリメラーゼ混乱を発生させる核酸アナログ。RNAの産生量を低下させることまではわかっているみたい。

エボラの時などで安全性がプロファイルされている。ただし、エボラには有効性がなしとされた。また、SARS, MERSに対する抗ウイルス活性もin vitro, in vivo確認されている。

https://www.gilead.co.jp/-/media/japan/pdfs/press-releases/02-27-
2020/remdesivir-covid-19-trials_200227.pdf?la=ja-
jp&hash=6B6EDF3FF356E4F1F974A861E970BE26#zoom=100

・ロピナビル / リトナビル(アッヴィ)


これはプロテアーゼ阻害。日本では抗HIV薬として承認されている。

国内(国立国際医療研究センター)での使用実績なんかはこちらの資料に詳しい(2月26
日発表)。日本感染症学会が発表のもの。
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_antiviral_drug_200227.pdf


・ファビピラビル(アビガン, 富士フィルム)


これはRNAポリメラーゼ阻害.
エボラの時に有効性が示されて話題になった薬. 同じく一本鎖RNAウイルスなのでコロナ
にも有効かもしれないと言われている. 動物での奇形性が報告されているので、妊婦さんが
投与する際には注意しなければならない。




役立つリアルタイムレポート


個人的にいつも見ている情報が2つある。
どの国で、どのくらいの罹患者・死亡者・回復者が報告されているのか
などの情報がリアルタイムにわかる。

どちらも一日に数回更新してくれている。しかも見やすい。
ちなみに、2020年1月31日(19:40)現在、罹患者は1万人に到達しようとしていて、死亡者は世界で合わせて213名と報告されている。

2019-nCoV Global Cases (by Johns Hopkins  CSSE)

ジョンズ・ホプキンズ大学のチームが1月24日に新型肺炎地域のGISマップを作った。


ちなみに、これを模倣して作った日本バージョンも存在している。
ジャッグジャパン株式会社というところが, WHOや厚労省などの機関の発信する情報を元に作っているみたいだ。なお、この会社は政治選挙に関するITコンサル会社みたい。
https://jag-japan.com/

◆都道府県別コロナウイルス感染者マップ
https://jagjapan.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/641eba7fef234a47880e1e1dc4de85ce



Mapping the Coronavirus Outbreak Across the World (by Bloomberg)


ジョンズホプキンスに先行して、年明けすぐくらいの段階でBloombergが作成してた。
こちらもほぼリアルタイムに情報が更新されているし、時系列データなんかも簡単に眺めることができる。








【お役立ち情報】


その他、載せきれなかった資料等をまとめて一挙に置いておきます。
URLの最終閲覧日は2020年3月7日です。
整理がてらこれからも情報見つけたらここに更新していくと思います。

ところで、本当に信頼できる情報はどこが発信しているのでしょうか。基本的には僕はWHOか100歩譲って厚労省が出しているサイトくらいしか信用に値しないくらいのスタンスでいます。TV, マスメディア, SNS, 専門家の発言等の情報は容易に信じるべきではありません。

【治療薬・ワクチンの情報】

・ロイター通信の出しているサイト:The lifeline pipeline
https://graphics.reuters.com/HEALTH-CORONAVIRUS/yxmvjqywprz/index.html

【感染症の概要・最新情報】


WHOのサイト:多分本当の意味で信頼すべき情報源はここ。
Novel Coronavirus (2019-nCoV)

Coronavirus disease (COVID-19) outbreak

Novel Coronavirus (2019-nCoV) advice for the public


◆厚生労働省プレスリリースhttps://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09093.html

◆厚生労働省のサイト(厚労省の医系技官の方はこちらのサイトを紹介しています)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

◆日本感染症学会 新型コロナウイルス感染症 ページここ、比較的いいリンク集載せてくれているし、そこそこの頻度で更新されていてgood.
http://www.kansensho.or.jp/modules/topics/index.php?content_id=31

◆感染症学として:サンフォードとプラチナ
・サンフォード オンライン
https://webedition.sanfordguide.com/en/sanford-guide-online/disease-clinical-condition/coronavirus

・感染症プラチナマニュアル(岡秀昭先生)
https://www.medsi.co.jp/pdf/covid-19_200319.pdf


◆疑い例の診療方法と患者への説明
患者さんと揉めないために一番大事なところ
・プライマリケア学会初期診療の手引き
https://www.primary-care.or.jp/imp_news/pdf/20200311.pdf

・VitalTalkコミュニケーションアドバイス日本語版
https://docs.google.com/document/d/14mjGctiTmbTG0nQbSvxbc4QTad5A_0zoFUAqqPYln38/edit?usp=sharing

◆McKinseyの資料
さすがマッキンゼーだ。早速資料をビジネス業界一般向けに作り上げてきた
https://www.mckinsey.com/business-functions/risk/our-insights/covid-19-implications-for-business
PDF;https://www.mckinsey.com/~/media/McKinsey/Business%20Functions/Risk/Our%20Insights/COVID%2019%20Implications%20for%20business/COVID%2019%20March%209/COVID-19-Facts-and-Insights-March-9-2020-v2.ashx


◆検査方法、感度や特異度:PCRとCTについて
・Antaa-slide(山田悠史先生)
https://slide.antaa.jp/article/view/864c99c5f5b745fd#20


◆画像所見:悩ましいCT画像…
・川野貴久先生のブログ
https://ebpiem.com/2020/02/27/novel-coronavirus-ct/

・ペンシルバニア大学放射線科(英語)

https://ctisus.com/resources/Penn covid 19 reporting.pdf


◆怪しそう/ 変 なニュース一覧
なんか正しそうなやつばっかり載せててもそれはそれでバイアスなのかなぁと思ったので、思い切って変なニュースもちょっとだけ載せておきます。信じるかどうかは自分で判断してください。
・2020年1月28日 いきなりコロナ専用の1000床の病院ができたってよ



◆その他ウェブに出ている記事抜粋
ほんの一部だけ、ただのニュースっぽい記事も抜粋。こういうのはアクセス稼ぎのフェイクニュースだったりすることも多いんですよねぇ(今回抜粋のものは比較的まともなものを載せているつもり)。。ちゃんとした判断を。

・2020年2月13日 「パニックにならず必要な対応を」新型コロナ 医師の見解


【Blogやメディア等、個人発信の情報やコロナを取り巻く社会の話など】


緊急事態宣言下で今、検討すべきこと
保険医療2035の検討委員会あたりから注目を浴び始めた慶應の宮田先生の記事。

・これで「軽症」と言うのか。新型コロナ感染で入院中、渡辺一誠さんの手記

・外出自粛のストレスとどう暮らすか 〜「インターネットコオロギ」にならないために。

若宮和男(uni'que CEO/ランサーズタレント社員)
東洋経済「すごいベンチャー100」uni'que CEO、 ランサーズタレント社員 (最近の興味)コアバリュー、アート思考、新しい働き方、新しい教育 ←DeNAで新規事業 ←NTTドコモで新規事業 ←美学藝術学研究者 ←アート・音楽イベント主催 ←建築士
https://comemo.nikkei.com/n/nfb3760154f69


・開疎化がもたらす未来
Yahoo CSO, 慶應SFCの安宅さんの記事


・日本の没落とヒューマニズム(人間中心時代)の終焉の未来を爽やかに、力強く生きるために①  
九州の知人の記事
https://ameblo.jp/kokilives/entry-12589172976.html

・なぜ人々はコロナ危機の中でもパチンコ店に殺到するのか DIAMOND online



【コロナウイルスの概要関連】

◆出典:厚生労働省

◆日本内科学会誌:短めにまとめてくれています
https://www.naika.or.jp/jsim_wp/wp-content/uploads/2020/02/Novel-coronavirus-disease-COVID-19.pdf

◆Wikipedia が案外タイムリーにすごいスピードで更新されている
 ・情報の信頼性については自身で原典を確認してください
 ・Wikipediaの中にもなん個かページが出てます

ー2019新型コロナウイルス
https://ja.wikipedia.org/wiki/2019%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

◆新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書 諏訪中央病院;玉井道裕医師
http://www.suwachuo.jp/info/2020/04/post-117.php?fbclid=IwAR2OOOLroEUXJ6fnUz_u8yPNJgNH6owK5gGulY0dBbjuEcxZaJ2B3vvgFfQ

ー新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)
 ・これまでに時系列的に各国がどういう対応を取ってきたか?っていう情報はWikipediaのこの記事が一番まとまっていてわかりやすいと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/2019%E5%B9%B4-2020%E5%B9%B4%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%AD%A6%E6%BC%A2%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E8%82%BA%E7%82%8E%E3%81%AE%E6%B5%81%E8%A1%8C#%E5%88%9D%E6%9C%9F%E3%81%AE%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%B5%8C%E8%B7%AF

◆総説 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
僕のこのまとめサイトのしっかりしたバージョンみたいなやつを出してきよった。感染症センターの方の記事です。さすがです。
https://note.com/chugaiigaku/n/n8583a93b5a80

◆これもまとめサイト的なもの;京大SPH 薬局グループ
https://www.kyoto-sph-pharmacy.com/covid-19


◆友人(後輩)のやってるまとめサイト的なもの;
自分の意見も日記的に発信しているので、ナラティブ情報としても割と貴重かもしれない。

◆J-IDEO号外(忽那先生):
とりあえずコロナについて必要な知識は全部載ってます
https://note.com/chugaiigaku/n/n8583a93b5a80https://note.com/chugaiigaku/n/n8583a93b5a80

◆浙江医大のハンドブック日本語版:
病院としてどう対応すべきかなど壮大なまとめです
https://www.alibabacloud.com/zh/universal-service/pdf_reader?cdnorigin=pdf-intl&pdf=Read%20Online-Handbook%20of%20COVID-19%20Prevention%20and%20Treatment-Japanese.pdf


◆マスク文献集2020 (湯浅秀道先生)
https://docs.google.com/document/d/1SH8pii16imRC1czG1G7g4PgFoDD4aeK9BVNu9hoCBO0/edit#heading=h.2hue1ldzj2ne

◆アメリカ疾病予防管理センター(CDC):英語だけどいいサイト。
cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/index.html


◆暴露してしまったかもしれないとき:
不安なときはこれをみましょう。
・CDCガイドラインの翻訳(志賀隆先生)
① http://takashi-shiga-md.hatenablog.com/entry/2020/02/23/213024
② http://takashi-shiga-md.hatenablog.com/entry/2020/02/24/091512
③ http://takashi-shiga-md.hatenablog.com/entry/2020/02/24/092250



【全ゲノム配列について】出典:NCBI, 国立感染症研究所

ーNCBI(武漢のゲノム配列): https://www.ncbi.nlm.nih.gov/nuccore/NC_045512
ー国立感染症研究所(日本人感染者についてのプレスリリース):https://www.niid.go.jp/niid/ja/basic-science/virology/9369-2020-virology-s1.html

※ゲノム情報も、毎日のように最新版が更新されています。
こちらは2月1日時点での最新ゲノム配列情報を掲示しました。



◆国民の皆様へのメッセージ (厚生労働省) ◆
○ 新型コロナウイルス感染症は、我が国において、現在、ヒトからヒトへの感染が認められましたが、現時点では広く流行が認められている状況ではありません。国民の皆様におかれては、過剰に心配することなく季節性インフルエンザと同様に咳エチケットや手洗いなどの基本的な感染症対策に努めていただくようお願いいたします。

○ 武漢市から帰国・入国される方あるいはこれらの方と接触された方におかれましては、咳や発熱等の症状がある場合には、マスクを着用するなどし、事前に医療機関へ連絡したうえで、受診していただきますよう、御協力をお願いします。また、医療機関の受診にあっては、武漢市の滞在歴があることまたは武漢市に滞在歴がある方と接触したことを事前に申し出てください。





最新論文・サイエンスに関連して


こちらは完全に筆者の趣味レベル。

それにしてもSARSやエボラの時もそうだったけど、【この程度?!】って思うようなデータ量や実験で世界最高峰クラスの論文にこうも簡単に載ってしまう。これらの報告にはほぼ新規性なんてあったもんじゃなくて、【一定のお作法】を踏めばすぐにできてしまう、要はクリエイティビティの観点からはレベルの高くないものばかり。

でも、社会から必要とされている情報だからこそ、どんどん世に出ていくんだろうなぁと。こちとら博士論文書くために毎日必死にアイデア出し、実験のための手を動かしって感じなので、なんだか複雑な気分になったりもします。

とにかくまあ、なんか論文が出たら更新していく気がします。

一個だけ、Yahoo NewsがLancetに報告されたものをいい感じにまとめてくれていたのがあるので、それだけ紹介しておきます。(タイトルは最新論文って書いてあるけど、論文自体は1月のもの。)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200125-00160270/?fbclid=IwAR118FqnOuyZ3b8pCYPMP_YnnnjhJCqY-_qlbCduPryS4FdZ7L5YdQwwdZ0


◆New England Journal of Medicine 20.01.29.
初期にめちゃ大事なデータとして報告してくれてたなぁと思ったのがこちらの論文.

Early Transmission Dynamics in Wuhan, China, of Novel Coronavirus–Infected Pneumonia
List of authors. Qun Li, M.Med., Xuhua Guan, Ph.D., Peng Wu, Ph.D., Xiaoye Wang, M.P.H., Lei Zhou, M.Med., Yeqing Tong, Ph.D., Ruiqi Ren, M.Med., Kathy S.M. Leung, Ph.D., Eric H.Y. Lau, Ph.D., Jessica Y. Wong, Ph.D., Xuesen Xing, Ph.D., Nijuan Xiang, M.Med., et al.https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2001316

◆Lancet 20.01.24.
こちらも初期の重要な論文。41人の患者さんを取ってきて症状とか疫学情報を提供してくれている。
A familial cluster of pneumonia associated with the 2019 novel coronavirus indicating person-to-person transmission: a study of a family clusterJasper Fuk-Woo Chan, Shuofeng Yuan, Kin-Hang Kok, Kelvin Kai-Wang To, Hin Chu, Jin Yang, et al.


◆Lancet 20.01.29.
1月26日時点の情報がmanuscriptに書いてあるってことは、これsubmitされてからたったの三日でacceptされたってことだろうか。。。だとしたら信じられない早さだ。

NGS(次世代シークエンサー)を使った遺伝子解析を割と初期に行なっている論文で、系統樹からコウモリ起因説を提唱してたり、ACE2受容体の関与を示唆していたりする。


◆Lancet: 2020.02.11.
ロンドンにいる日本人からのコレスポンデンス。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)30357-3/fulltext?rss=yes

◆JAMA 20.01.23.
これも割と初期のもの。Viewpointとして、「結構やべくね?」って言い始めた記事。NIHが紹介していたりする。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2759815
Paules CI, Marston HD, Fauci AS. Coronavirus Infections—More Than Just the Common Cold. JAMA. 2020;323(8):707–708. doi:10.1001/jama.2020.0757

◆国立国際医療研究センターでの3例の症例報告。
日本語の論文です!http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/2019ncov_casereport_200205.pdf

◆プレプリント①
今回のウイルス(2019-nCoV)の受容体ACE2の発現が喫煙者で有意に高かったとするプレプリント。喫煙者の方がウイルスに対する感受性が高い可能性を示唆する。なお、論文によると遺伝子発現の人種差や年齢差は有意差なかったそう。

https://www.preprints.org/manuscript/202002.0051/v1
Cai, G. Tobacco-Use Disparity in Gene Expression of ACE2, the Receptor of 2019-nCov. Preprints 2020, 2020020051 (doi: 10.20944/preprints202002.0051.v1).
Cai, G. Tobacco-Use Disparity in Gene Expression of ACE2, the Receptor of 2019-nCov. Preprints 2020, 2020020051 (doi: 10.20944/preprints202002.0051.v1).


◆プレプリント②(20年3月3日)
湖北省での年齢別死亡率をまとめてくれていてわかりやすい。
やっぱり死んでいるのはほとんどが高齢者だとわかる。



Adjusted age-specific case fatality ratio during the COVID-19 epidemic in Hubei, China, January and February 2020
Julien RiouAnthony HauserMichel J CounotteChristian L Althaus



※昨今、プレプリントをメディアががやがや取り上げるせいで、その一般発信については慎重に捉えるべきだという意見があると思います。筆者もその立場です。プレプリントはあくまで学術的にきちんと証明されているわけではないので、そのデータの信ぴょう性などは読者側がしっかり判断すべきです。


海外の見解とか資料とか (ほぼ英語です)


※こちらはメーリスにとある先生が流してくれた情報を大いに参考しています。
ほんの一部の見解を紹介しているだけです。。
他にも山ほど記事が出ています。

◆米国NIH




The authors conclude that, “the emergence of yet another outbreak of human disease caused by a pathogen from a viral family formerly thought to be relatively benign underscores the perpetual challenge of emerging infectious diseases and the importance of sustained preparedness.”

あまり危ないと思っていなかったウィルスがアウトブレイクを引き起こしつつあることは確かで、新興感染症に対する注意・対応を継続することの大切さを強調している、というような結論。またSARS,MERSの経験から、ワクチン製造過程が強化され、SARSの時必要とされた20か月という期間が3か月ほどに短縮される見込みも触れられている。

 Advances in technology since the SARS outbreak have greatly compressed the vaccine development timeline, the authors write. They indicate that a candidate vaccine for 2019-nCoV could be ready for early-stage human testing in as little as three months as compared to 20 months for early-stage development of an investigational SARS vaccine.  

 新興感染症対策の最前線の専門家の大きな仕事の一つがワクチン開発で、それに対してはするべきことがきちんと進んでいる状況と考えて良さそう。


◆WHO


WHOが一般市民向けに推奨する感染対策。
上に専門家がやるべきこととしてワクチン開発なんかを述べていますが、一般市民の我々ができることは、WHOや厚労省が言っている通り。
つまり、「手洗い・うがい、発生が報告された場所・人込みを避ける、発熱があったら医療機関へ(※行き過ぎると医療機関がパンクする, 2009豚インフルの時に経験済)」くらいをちゃんとしようということだ。


WHO’s standard recommendations for the general public to reduce exposure to and transmission of a range of illnesses are as follows, which include hand and respiratory hygiene, and safe food practices:
* Frequently clean hands by using alcohol-based hand rub or soap and water;* When coughing and sneezing cover mouth and nose with flexed elbow or tissue – throw tissue away immediately and wash hands;* Avoid close contact with anyone who has fever and cough;* If you have fever, cough and difficulty breathing seek medical care early and share previous travel history with your health care provider;* When visiting live markets in areas currently experiencing cases of novel coronavirus, avoid direct unprotected contact with live animals and surfaces in contact with animals;* The consumption of raw or undercooked animal products should be avoided. Raw meat, milk or animal organs should be handled with care, to avoid cross-contamination with uncooked foods, as per good food safety practices.


◆そのほかはウェブサイトURLの紹介に留めておきます


Imperial College London (20.01.24.)

・Johns Hopkins
SCHOOL OF PUBLIC HEALTH DEGITAL LIBRARY
https://www.jhsph.edu/covid-19/index.html


・Public information by Ministry of Health, Labor and Welfare(厚労省)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_00032.html

・COVID-19 Fact Sheets (support 35 languages) by Harvard Health Publishing
ハーバードのやつ、日本語版もあるよ。
https://covid19healthliteracyproject.com/?fbclid=IwAR0S59JxNxMqx4wKk-EkrXdNdAkCulh_RMu4jaXa4Awlj6At5sOoq9fDxjM#  

・lecture by Mohammed Bin Rashid University of Medicine and Health Sciences 
医学部のレクチャ。英語の勉強にもなるのでぜひって知り合いが言ってた。
https://learn.mbru.ac.ae/courses/covid19?fbclid=IwAR3O4WT82CDIx4jHg2RJpzBlOhcVSpenzSNJ_cjNziRiGpv2IY0dbYgGtT8

その他問題・懸念点


◆「風評被害」と「差別」

すでに報告されているよう。
きっと近々さらに表面だって問題になるのが、
 感染した方々と感染ポテンシャルの高い人に対する
 「風評被害」と「差別」だろう。

 知り合いの医師や他の権威の方も口をそろえて言っている。
 過去、新型インフルエンザの時に関西大倉高校が、ターゲットにされていた。
  http://www.asahi.com/special/09015/OSK200905210063.html



まとめ


現時点では「通常のインフルエンザ対策」以上の特筆した行動・意思決定を行う必要は大きくないと考えている。筆者もそうだし、感染症専門委ではないが知人の医師らもそのように言っている。

ただし、注意深く情報をアップデートしていく必要があるだろう。
これから、ほぼ間違いなく我が国への感染拡大も予想される。

それとともに、通常のインフルエンザ自体も影をひそめるように
医療機関では猛威を振るっているそうなので、
やはりインフルエンザ対策をしっかりしておくことが大事そうだ。


※ これまでに示してきた情報や意見は著者の個人の独断で引っ張ってきたもの(知人や団体からの紹介含む)・筆者個人のものであって、所属機関とは一切の関係がありません。また、間違えている情報などがございましたら、筆者の勉強にもなりますので、ぜひご教示いただけますと為になります。よろしくお願いします。


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