2020年3月20日金曜日

優秀な人に限って実業家肌がなくってさ。大企業と事業実行者との温度差の話

この頃、実業家肌ってのと、大企業の肌感ってのとの差を、よく感じる。
「実行する人 / できる人」と、「構想はできちゃう人」との差なのかもしれない。

僕はおそらく実業家肌で、とにかくリアリティを追及して物事を考えてしまう。
リアリティ。まじでそれできるの?どうやって?誰が?どのくらいの時間とお金かかんの?法律は大丈夫なんだっけ?とかとか
ってのを超超超超具体的に考えてほしい。




大企業さんとのお話にて


先日も、とある歴史ある大企業にご意見お伺いという依頼を受けて出向いた。あれやこれやと面白いアイデアをどんどんぶつけてくれて、さすがだなぁ、わくわく。実現したら面白いなぁなんて思いながら、自分の意見もぶつけつつアイデアを膨らましていくわけです。楽しい。

ここまではさすが大企業だと、考えることのスケールとか違うし、ちゃんと優れたアイデアを用意してきている。準備もしてきてくれたんだなぁと。

ところがですよ。いざ、じゃあそれ、どうやってやんの?とか、で、誰が責任もって進めんのよそれ、みたいなところを聞いたらもう「....。」みたいな感じで詰まっちゃうのなんの。


いやいやいやいや、やる気あるんですかお兄さん。
そこで僕みたいな実業家肌のひとは、おいおいおいおいー
ってなるわけですよ。

リアリティに欠けすぎでしょ。みたいな。
明日からそれ、やりましょうってなったときに動けないわけ。

なんで?!実行計画とかその辺まで落としてきてくださいよ、or落とせてないならその理由を教えてよ。


って思ったら、大体大企業は何でも下請けだとかに外注できてしまうから、「その辺はおれらのやることじゃないっしょ」的な思想がちょこっと見えながら、実現可能性やリアルにどうやって進めるかみたいな話は抜きになってお話しは終わってしまうわけであります。

要はお金で解決できてしまうわけです。
ただし、僕はこの辺でものすごくたくさんの機会損失が起こっているんじゃねって思っています。アイディエーションまでやっておいて、結局誰にも責任がふられてなくて、結局宙ぶらりんになってやらないまま、いつのまにかそのアイデアは本棚の奥のところにしまわれていた、みたいな。

絶対めちゃくちゃたくさんあるよ。。
なんてことでしょう。


優秀な人に限って。。


こんなこと話しておきながら、案外ベンチャー企業とかでも同じようなわだかまりにさいなまれる。大企業の出身者とかと話してると特にそう。

そうそうそう、そうなのよ、優秀な人に限ってそう。リアリティがないの!!実行してよ頼むから。

アイデアには何の価値もない。実行してこそ初めて価値が生まれる。


学生団体や任意団体にいてもそうだ。企画やアイデアを持ってきてくれるのはいいんだけど、リアリティが薄っぺらいのなんのその。本当にやる気あったら、「もう動き出してますが、この辺でやばくなりそうです!」みたいなのを持ってこなくっちゃ。


徹底的にできないところありませんみたいなところまで詰めてきてとまではいわない。それなら壁打ちは必要ないから。でも「この段階でこういうことをやろうと思ったときに三つくらい選択肢考えてきたんですけど、どれがいいっすかね」みたいな感じで壁打ちしあう方が圧倒的に建設的なのになぁって思うわけです。


そういう準備をたぶん、会議の場でやればいいと思っているんだろうな。
そうか、だから会議至上主義みたいなのがはびこるのか。

っていう自己完結でエッセイ的なボヤキを終わります。