2020年11月2日月曜日

2020年の内省021_10月11日 - 11月02日: 誕生日前後に、ひと段落。再び社会的にもアクティベートされた日常へ...!

今年もはじまりました。
高校生に対する高大連携授業。京都大学の入試企画課が主催している事業でいつも講師としてお手伝いさせていただいており、秋から年末にかけてのシーズンで集中的に出前授業(といっても今年はzoom)に出向します。

今年は慶應時代のときのつながりなんかもあって、京大以外のご縁で高校生に対してお話させていただく機会もあり、去年に匹敵するくらいお話しの機会がおおいです!

ちょうどこのシーズンは大学院生にとっても、研究費の公募だったりがちょこちょこあったりして専門的なことをわかりやすく言葉にする必要があります。そのようなときに、高校生にたいして行うプレゼンテーションの準備をする過程でいろいろ勉強になることがあります。今年はちょっと一般市民向けのプレゼン大会にもエントリしたので特に。

それにしても、高校生たちの、まなざしや言葉を浴びるとこちらも元気をもらえるものです。アンケート回答を振り返るのが楽しみです。
そして僕の博士論文もいよいよおそらく大詰め。やる気出てきました。

人事を尽くして天命を待つ。
では、この2週間を振り返ります。



先週のおいしかったもの


【この2週間のKeepとMore】


・研究とキャリア

◆論文執筆
ついに。博士論文を国際科学雑誌にSubmitしてしまいました。
投稿できるかどうかさえ怪しかったのですが、動物実験の結果も還元され、このまま投稿しようという流れになりました。動物実験の結果はある意味で興味深いものだったのですが、このまま続けているとどう考えても博士課程あと1つとれるくらい続けざるを得ないので、動物のデータなしで勝負することに。

個人的には技術にめちゃくちゃインパクトのある論文ってわけではないのですが、着想自体はそこそこいいもので、議論の展開も面白いものにはなったのではないかと思っています。


Reject来るなら今週なので、ちょっと今週はびくびくしながら過ごすことになりそうです。今週を乗り越えられれば...もしかしてレフェリーに回りそう。

ここにきて再び博士号間に合う説が浮上してきた。もう本当にハラハラドキドキ。。

◆実験
リバイス実験で要求されそうなことに備えて着実に積み重ねていきます。
目前では2,3やっておきたいことがあります。


◆論文・文献を読むこと
急に論文出すことになったりと、バタバタしててあまり読めない数日が続いてしまいました。巻き返して、11月からまた着実に読み進めていきたい。


◆キャリア
論文アクセプト来てから考えます。きっと何とかなるでしょう。
あと5か月で就職してないととんでもない時期なのに、アカデミアってやつはこうも気まぐれなのかと思うと、鋼の心なしにはやってられない。


・ライフ_生活習慣, Highlight


◆日常と生活習慣
実はまた体調崩して10月末の土日を寝込んでしまいました。
きっと、論文出せて安心したせいだと思います。
誕生日直後に論文出せて、まあなんやかんやで充実した10月を過ごせておりました。

体力が弱ってしまったのが結構個人的に気になるところ。
また走り始めようか。。


◆ハイライト効果
これがあるから、ある程度というか、最低限のペース配分をしたうえで仕事が成り立っているんだと思う。
メンタル面とかは結構面白くって、週末になるにつれてgood評価のときが多いっていう、典型的ビジネスマンタイプな気がする。まあそれもそうですが。

自分で自分の体調にチェック入れてるのでそりゃバイアスはかかりますが、データとして自分のコンディション管理ができているのは大きいのではないでしょうか。



・新しいプロジェクト1. 「朝の論文輪読会 SeeD」


一回参加できなくなってしまって、それ以来会が放置されてしまっている。ので、この後すぐにメッセージングしようと思います。せっかく盛り上がってきたので。もうすぐこの回は20回を迎えます。次の仕掛けを考えていかないとなと思っています。

[アイデアmemo残し]
●論文ウォッチさんのようなサイトはとても需要があると思っています。
https://aasj.jp/watch.html

毎回SeeDで読む論文を簡単にこのような形でサマリーして発信していくことにもやはり、需要がある気がしている。テキスト化して1000文字くらいでもいいし、録画・録音して動画なり音声コンテンツとして配信するのもいい。こういうのはアイデアとして持っておきたいところ。

●夜会コンテンツを実施
 -論文の読み方
 -情報の集め方
 -資料の作り方

・新しいプロジェクト2. 「アートと医療の交差点」


Pendingしてもらっています。
学生さんや、他のメンバーが進めてくれていて頼もしい限りです。
ひとけんのみなさん、ありがとうございます。

・新しいプロジェクト3. 「大学1年生をつなぐ」


こちらもいったんペンディングになっています。

・プライベート


実は10月は身内のお誕生日がいろいろ多くあって、プライベートと本業とが完全にマッチでいないかもなぁと思っていました。が。身動きとりにくいなりに楽しい時間を過ごすことができております。

こういう時は、おいしいものを食べに行けるというのが大きな喜びですね。
出かけてみると、しばらく羽を伸ばしていなかったことに気づかされるという。。


・情報input


ここに妥協することで、一定論文執筆の時間を確保していたところがある。が、そろそろ復活して社会的なことも頭に入れておかないと。普段はGoogle Alertから情報をメールでとっているのですが、この未読の数が100件を超えてしまった。。。




・高大連携:高校生に対する出前事業関連


この2週間で、合計2高校で授業させていただきました。
論文の方を落ち着けることができて本当に良かったなと。

zoom開催での授業だったのですが、1校はマイクのハウリングの問題で結構ごたついてしまいました。大学の信用に差し支えなければよいのですが、、個人的に2020年度高大連携部署との授業が初めてだったのに幸先わるかったです。
授業コンテンツの方でなんとか挽回できたかな、というところです。

もう一方、都内の高校から個別で講演依頼のあったところとは、とってもうまくいった気がします。高校から送られてきた個別のアンケートの定性評価をしてみても十分満足度は得られていたかな。よかった。
事前にリハの時間を十分に設けていただいたこともあり、安心できました。



高校生に対しての授業は大体45-50分くらいしかないので、一回ごたついてしまうだけでコンテンツの1-2割くらいが失われてしまいます。時間に対してかなり慎重になってコンテンツをお届けする心意気が必要だなと改めて認識するのでした。

新しい高校からの依頼もあって、現時点であと4-5回授業をもつことになりそうです。


・その他


この2,3週間は本当に公募とか文章を出しまくる週間であった。論文以外にも4つ出したかな。
 
●競争的研究資金の公募*1 コンペティションへの応募*1, 日本語の論文(リバイス)提出*1, メディアへの寄稿*1

●最終審査員を拝命しているこちら、候補作が手元に届きました。しっかりしっかり読んで審査に臨みたいと思います。ほかの審査員ゲストの方々はみな各界のトップランナーなので、若者枠での僕はどうやってバリューを発揮しようか。
①躊躇なく意見できること(政治的、社会的コンフリクトが少ない)
②他の誰よりも候補作を読み込んでいること、洗練された準備で臨むこと(時間がある)

この辺は最低限クリアしたい。
https://home.kpmg/jp/ja/home/campaigns/2020/04/osaka-essay-contest.html



・読書とか思考とか


45日間、ずっと読書してなかったんですけど、この2,3週間でちょっとさすがに読書週間を戻し始めています。今年まだ20冊くらいしか読んでないので。これじゃ教養も何もダメダメな学生じゃあありませんか!


・アウトプット


前回から今回までの業績・成果をまとめています。

  • アウトプット
    ーコンペティションへの応募*1
    ー競争的研究資金の公募*1
    ー日本語の論文(リバイス)提出*1
    ーメディアへの寄稿*1

  • 登壇
    10月14日:リアルタイム配信授業. 高鍋高等学校
    10月21日:探究学習授業.             都立桜修館中等教育学校

・今後の露出情報


11月11日:福岡県立小倉南高等学校、質疑応答・対話
11月17日:長野県松本深志高等学校、リアルタイム配信授業
これらの学校からは、正式に京都大学を通しての依頼がございました。松本深志高校の先生からは昨年に引き続いて講演を依頼いただけて、講師冥利につきます。。。パワーアップした授業ができるといいのですが...!

12月4日:武生高等学校、リアルタイム配信授業
12月8日:手塚山高等学校、リアルタイム配信授業
京都大学の事業がオンラインとなった今年もたくさんの高校からこうした高大接続コンテンツの需要があるようでよかった。学びの機会を喪失できずにすむどころか、むしろオンラインになることでできることも広がっていけばと思っています。

11-12月:山形県新庄東高校
教育事業を展開する知人からのご紹介で、起業をはじめとした各界のトップランナー講師の補佐役として登場します。合計3回くらいかな。


他にもいくつかの高等学校から依頼があったものの、日程がマッチせずにお断りすることになったケースもあって残念です。が、博論第一であることは間違い無いですし、他にも先約があったりも。日程が許せばまたお話の機会があればな、と思っています!


その他やれてないこと


前半で、締め切りの迫った種々を済ませ、後半はinputの日々に戻りたい。
読書やweb記事のupdateを意識して進めていきたいと考えている。

ー 体のメンテナンス:筋トレとかストレッチとか
ー 読書ノート
ー 美術館とか芸術(そろそろいける)
ー 物々交換(そろそろ交換したいな〜


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次回へ向けて:2week Highlight


・リバイスに備えた実験
・論文を2報読む
・web記事1month 進める
・2冊本読む
・紙のメモ