2017年12月22日金曜日

IT創薬とかプログラミングとかの話。本当にITを使える医療者・研究者になるために

本当にAIとかわかる人になりたい


これからはAIが医療者の仕事を奪うだの、
ビッグデータの解析が医療のあり方を変えるだの言われて久しい。
あちこちどこの講演に顔だしても、そういうバズワードが行き交っている。


もう著者はこの手のお話に本当に飽き飽きしている。


というのも、AIだのなんだの言っている人たち本人でさえ、


その仕組みや実態を知らずに話しているという場合がほとんどで、


ましてや自分で手を動かしてビッグデータの解析をしていたり、


自分で深層学習のコード書いてプログラム回している人なんて


周りにほんのほんの一握りくらいしかいない。




なんやねんほんと。って言いたくなります。


自分も全然人のこと言えないのだけれど、やっぱり話すからには


セミプロぐらいにはできるようになりたいし、


多分なっておかないといけないんだろうなぁって思う。




今時の小学生、プログラマー目指しているらしい


横道にそれるのだけれども、小学生の将来なりたい職業ランキングとかでは


ITエンジニアとかプログラマー・クリエイターなんかがほとんど上位を占めているし、


きっと10年後くらいにはプログラミングができない大人は死んでいるんだろうなぁ。。


https://resemom.jp/article/2017/04/25/37814.html
(将来なりたい職業、男子中学生3位に「YouTuber」1位は? available @ 2017.12.22.)






この現象って、なんとなくだけど、英語の現象に似ている気がする。


少し前まで、これからは「英語」ができないと世界で戦えないとか


そういう話が出ていたけど、今やほとんどの若者は英語を話せるようになっているし、


ちゃんと市場を狙いに行こうと思ったら


英語できずには大きなマーケットは見据えられない。


英語なしには戦えない世の中がきてしまっている。





きっと、プログラミングでも同じことが起ころうとしているんだろうなぁって


なんとなく素人目線ながらに感じる。


どれからやるか


英語とかだと、参考書はいいのがありふれているし、すっごくわかりやすい。


ただ、プログラミングにしたらたくさん言語あるし、どれから手をつけたらいいのか、


素人だと点でわからない。




エンジニアに聞くと、どれから始めてもいいってよく言われるのだけれども、


広く浅くやっているといつまで立っても本当に「できる」力は身につかない。


著者も広く浅くHTML, CSS,JS,Rなんかをいじってきているけど、なぁんかいまいち。


なんか、自分でゼロからプロジェクト走らせるみたいなことやらないと


力つかないなぁって感じている。





幸いにも今、Rをがっつり使わないといけない研究のプロジェクトと、


あとIT創薬に関連してPearlとかいじりそうな感じのプロジェクトが走りつつあるので、


来年一年はしっかり腰を据えて勉強しようかなぁなんて思う年の瀬。



スタンフォードでのお話...


僕は直接行ってないからわからないのだけれど、


友達がスタンフォードとかに短期留学して向こうの雰囲気感じ取ってくるのだけれど、


やっぱりテクノロジーだとかITに関する素養が爆発的に日本と違うらしい。
(特に医療の分野において)


全くわかんないような分子シミュレーションの話とか数学の話とかが


めちゃくちゃ人気な講義だという。


一方で、著者が参加したことのあるようなIT創薬の業界って、


わが国では本当に小さい。


半年間だけ足をつけるだけでももうほとんど上司の知り合いだけで


日本の権威みたいな人に知り合うことができる(著者体験談)。








IT創薬といった市場、国内ではブルーオーシャンな市場で入り込む余地はすっごくあると


思っているのだけれど、


裏を返せば、他の分野の優秀なエンジニアたちが入ってきたり、


海の外から国内市場取りに来たりすると、これは大変なことになるなぁっていう


危機感を著者は抱いている(むしろ危機感やばい)。


なんかいい教本・学習サイトあったら教えて欲しいです。
著者もまだ20代の若いうちに新しいスキル身につけておかないとって思ってます。

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