映画『うみやまあひだ』について
筆者の故郷、三重県伊勢市には言わずと知れた、伊勢神宮が佇んでいる。
2014年、日本人の原点ともいえるこの地の映画が公開された。
それが、『うみやまあひだ』である。
詳細については公式HPをご覧いただければと思う。
（HPはこちら → http://umiyamaaida.jp/about）
『うみやまあひだ』
◼︎受賞歴
2015年マドリード国際映画祭・外国語ドキュメンタリ
2015年マドリード国際映画祭・外国語ドキュメンタリ
2015年シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭・
2015年シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭・
少しだけ紹介すると、受賞歴からも分かる通り、
世界的にもかなりの評価を受けているらしく、
監督の宮澤正明（写真家）氏らはかのイェール大学などで講演を行ったりしている。
日本人の思想の原点や和の心が語られているということらしい。
さらに、最近では、伊勢志摩サミットのメディアセンターで一部上映された。
筆者も映画をみてみました
この映画、すでにロードショーも終了しており、DVDレンタルなどを行っていないため、今では上映機会がとても少なく非常に貴重な映画となりつつある。日本全国各地で行われている自主上映会が不定期で開催されているので、観れるとすればそうした機会に足を運ぶことだ。
しかし、ひょんなご縁でこの映画をみる機会を頂いたので、少しばかり感想を。
ドキュメンタリー映画ということもあり、はっきりと言ってしまえば、退屈と感じる人は眠ってしまうかもしれない。というのも本作品は、伊勢神宮に関わる各界の賢人達が淡々と森と共生する日本人について語り続ける映画なのである。
しかし、筆者が声を大にして言いたいのは、本作品、
若者こそがみるべき映画だということだ。
オリンピックの新国立競技場を設計することになった建築家、隈研吾氏や、伊勢神宮の神職を勤めていらっしゃる河合真如氏、映画監督の北野武氏などをはじめとした各界の賢人達は映画の中で、森と共生する日本人について100年、1000年というスパンで考えた上、メッセージを発信する。
サミットを終え、いよいよ次は2020年の東京オリンピックへ向かおうという情勢の中、この映画は今一度、日本人のDNAを感じさせてくれるとても素晴らしい作品だ。
本当にわれわれがオリンピックを迎えたとき、日本人は世界中の人々を歓迎する準備はできているだろうか。せっかくやるなら、全国民一人一人が当事者意識を抱き、大和魂を持ってして、それを世界に誇示し、「やっぱりJapanはすごい、絶対にまた来たい」そう思ってもらえるようなおもてなしをしたいものである。
自主上映会、やります！
映画を見終わった時、そのように思った自分はすでに自主上映会をしたいと思い、
プロデューサーに話を持ちかけていた。約半年前のことだ。
そうしていよいよ、来る11月6日、都内で自主上映会の実施が確定した。
スポンサーのついた無料上映で、すでに100名以上の参加者から申し込みを頂いている。
ぜひ、若者にみていただきたく、上映場所は大学だが、一般参加も可能。
上映後は、映画関係者、及び著名人によるトークセッションも準備した。
興味のある読者がいれば、参加いただければ幸いだ。（以下、イベント詳細）
・上映日：11月6日(日) 14:30開場、15:00プレイベント、15:30上映開始
・場所：慶應義塾大学三田キャンパス西校舎ホール(定員
・対象：どなたでもご参加いただけます。
・参加費：無料
・英語字幕付き
・参加方法：以下フォームからhttps://goo.gl/forms/
（参考:Facebookページhttps://www.facebook.com/events/1100589760006582/）
【タイムライン】
14:30-：開場
15:00-15:30：プレイベント
15:30-17:00：尺八奏者 石垣 秀基 氏、生演奏、 映画上映 (上映時間 80min)
17:20-18:30：トークセッション
モデレーター：鎌田 雄介 氏（プロデューサー）
登壇者：出口 治明氏（三重県出身,ライフネット生命保険会長）
和気 洋子氏（環境経済学者）
この規模のイベントを開催するのは本当に大変だ。
多くの方に協力いただいていることを、この場を借りて感謝申し上げたい。
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※上映会の組織体制について※主催：うみやまあひだ上映実行委員会
共催：福澤諭吉記念文明塾会
スポンサー：大塚製薬株式会社
協力：NECソリューションイノベータ株式会社
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関連情報
』『うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ [Blu-ray]
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