2020年7月2日木曜日

2020年の内省014_06月20日 - 07月01日: メディア記事執筆・博士論文執筆、はじめました。

前回、この記事を書いていた時は随分と心の調子が安定しなかったようだけれど、ようやく落ち着きはじめた。仕事もようやく専門のことに手を出せるようになってきた(おい!)。と思ったら、また新しい二週間はソワソワしそうだ。
あ、あと記事や論文、書いてみてわかることも多いもものだ。アウトプットを前提に仕事をしたほうが僕はうまいことやるタイプなのかもしれないと思った。さて、タイトル通り博士論文となる雑誌用の論文を執筆しはじめたので今回はそのことが中心になる。

プライベートでは、ついに入籍しました。天赦日かつ一粒万倍日である2020年6月20日。目標をここと定めて、なんやかんやと準備を進めて無事、承認されましたとさ。助けてくださった皆様、ありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。

では、この2週間を振り返りますー。


入籍記念日のプレート

【先週のKeep】


・研究とキャリア_実験と論文執筆 絶賛同時進行中


◆実験
正直、これまでずっと止めていた解析とか実験があったのだけれどそれを開始できるくらいには余裕ができたみたい。一気に進んでいる感じが出てきた。よかった。。
という感じで、論文書きながら足りないデータをとるような実験を進行中。なんかこの二週間はほとんど条件検討で終わってしまっているけれど、まあようやくfinalizeできそうなのが来週再来週には出そう。まだまだin vitroでできることもたくさんあるが、この辺で一旦先生と相談ですかね。

顕微鏡でo/nするだけなので、この二週間は割とうまいこと実験と執筆を使いこなせている感じがする。


◆論文・文献を読むこと
この2週間も精読はしてないなぁ。ひどいなぁ。
論文を書くために論文を読んだりしてるだけか。
無理にでも自分に課題を課さねばと思うのであります。

◆論文を書くということ
前回の二週間で、結局このままでは海外のフェローシップにapplyさえできないなぁとなってしまって、論文を書かねばというところに落ち着いてしまった。急がば回れというが、確かに目の前のことを一つ一つクリアしていかねばならんのだなぁと思った。将来のことを考えるといきなり自分がいかに不甲斐ない博士生活を送ってきたのかを思い知らされる(そんなにサボってきたわけではないのだが。。)。

いずれにせよ、この段階で書き始めることができてよかったのだとも思っている。つまり、書き始めることでしか見えないものがある。それはデータもそうだし、研究の進め方もそうだし、研究自身の面白さもそうだし、論文を書くことの負担の大きさと面白さもそうだし。
研究する人には僕は絶対、「初めましての日から論文を書く」ことをオススメしたいですわ。これ、いつからでも書き始められるし、何んなら論文なんてほとんど、、96%くらいが作業ですので。ただ、この作業の精度を高くやることによって、足りないデータの浮き彫りとか、足りてない知識がどの変にあるとか、先行研究はどうなってたとかめちゃくちゃ勉強できる。

この辺、まさに『なぜあなたは論文が書けないのか?』に書いてあった通りだなぁって今更ながら実感する。お茶の稽古でもなんでもそうだけれど「やってみないとわかんない」ってやつな気がするんだよなぁ。





これについては後述の、記事執筆の時も思った。
やっぱりアウトプットしながらinputするってのも仕事において(成果を出す上でも)かなり肝な気がする。

この二週間でFig.とSupporting infoほぼ全てとmethodが7割くらい完成したと思う。本当なら2週間で全部書き終えたいところではあったが、まあはじめからやるならこんなものか。本文は2000 wordsくらいだとしたら、2,3日で終えたいところ?
確か元理化学研究所の故笹井さん(天才)がそのくらいのペースだったと記憶している。


・ライフ_生活習慣, Highlight


◆入籍しました
冒頭の通りです。僕は正直学生だし、これからどうなるのかなんて全くわからない身だから「いつやってもおんなじだから早いほうがいい」的なことを言われた時は、「おお、強いなぁ」って思ったと同時に、それだけ僕を信じて賭けてくれているのだなと、体温と体重と無条件の信頼を受け取った気がした。最後の「無条件の信頼」ってやつが実は一番重たいけれど、一番嬉しくって、こんなに信じてくれる人はいないと思う。会ってたったの3回目でその決断をしはった彼女は、もう流石としか言えない。
さて、そんなお嫁さんはすでに立派な社会人3年目として働いてはる。(だからと言ってヒモになろうとかは全然考えてないし、実際経済的にはお互いちゃんと独立している。)

僕、一流になるまでもう少し時間がかかりそうだけど、やっぱりたーんと成果出さないとなってすっごく身を引き締められる。もうこれで自分一人で生きていくわけじゃないんだ(いろんな意味で)。

今までの人生、背水の陣だとか逆境だとか外圧下の方が僕は力を発揮できた。修士博士に来て5年目。今まで全く勝ち試合がなかったけど、終わりくらい、せめて華を咲かせてこれからの人生の布石にしたいものである。


◆生活習慣
朝の1-2時間をキープしようということで努力しているけれど、どうもまだ振るわない。ということで、今日はこの辺んであえて筆を置いて寝て、明日の朝また執筆しようと思う。(これは生活習慣を戻すための宣言である。)

論文とか読書とか、そういう読み物は朝か夜じゃないとやんないし、課外活動でもやりたいことは山ほどあるはずである。期限のないものをいかに習慣としてこなすことができるかが、成長の鍵だと思うんだなぁ。ということで、おやすみなさい。

そういえば生活習慣といえば、もう少し効率化できるところがあると思うんだよなぁ。いつも夕方から夜にかけての時間をうまく使えていない気がする。19:00-23:00あたり。工夫の仕方を考えたいところ。(多分19:00-21:00で世間話が入ることが多いからだ。)

-19:00 実験終了
-21:00 仕事(主にアウトプット)
-22:00 ご飯・風呂
-23:30 電話

書き出してみると、ご飯と仕事らへんの時間がうまく取れてないのかなぁとも思う。
ここ二週間はちょっとそんな時間にも注目して生活する。


◆ハイライト効果
前回よりはちゃんとやっているが。たまにハイライトせずに眠ってしまう。。こういう時はきっと朝にでもいいから「今日のハイライト」を決めてから仕事に取り掛かればいいのであろう。それと、朝に「今日のハイライト」を思い出せるようなきっかけがないと惰性に過ごしてしまう恐れもある。やっぱり朝に一時間確保できるような習慣が大事。
それと、こういう習慣系をやる時はやっぱりちゃんと心に余裕がなきゃいけない。

2weeks Highlightは絶対あった方がいい。これは確信した。また本文末にまとめておく。



・研鑽その他:情報inputとか


◆情報input◆


この二週間も結構、アウトプット(記事執筆とか資料作成とか)を中心に自分の時間を回していた。

外部情報としての読みたい記事もしっかりまとめてはあるのだが、これを読めずじまいでいる。あとは、専門知識側でのインプットもできれば。。一つの情報あたり10分ちょっと処理するのにかかると考えて、10〜20個はすぐ溜まっちゃうんだよなぁ。。隙間時間がいかに使えていないのか。。

◆執筆系◆
WEBメディア2つから、嬉しいことに記事の執筆依頼があったので原稿を書きました。編集者にゲラをお渡しする段階にいけそうです。

・高大連携部署との高校生に対する出前事業関連


大学の入試企画課と提携して、高校生に対する出前授業を昨年から行っているのだけれど、今年はCOVID-19のこともあって、オンデマンド型の映像授業を配信することに。

自分の研究紹介2本の撮影を残していたのだけれど、いよいよ撮影日が来週に迫りました。大方準備はできているのだけれど、この日までにとりあえず自分の論文をある程度形にして授業に臨みたい。


【先週のMore】


・解析と執筆の怠惰

 
7月1日までに感性が目標で進めてきたけれど、それには達成できず。ただ、ちゃんとコミットできたしちゃんとここまで進められた。あとは本文だけって感じな気がする。これは大きな進歩であって、moreではあるが賞賛されるべき点であると思う。この二週間でしっかり完成へ。

・読むの遅いし、量が足りない。 

この二週間の最大の反省はここかなぁ。
アウトプットをしているとインプットしている感覚がなくなる。
多分手持ちの時間の絶対量としてインプットにもアウトプットにも両方費やす時間を増やさないとこの辺のジレンマを抜け出せないんだろうなぁ。悔しい。

・読書とか思考とか


読書、ちょこっとだけのまま進んでいる。このペースで行くと今年は年間50冊を切ってしまう。。1年の中間的に振り返ってみると今年はまだ18冊しか読めてない、これは由々しき事態なり。やばすぎる。


その他やれてないこと

そろそろ美術館巡りしたり、人と会うのに物々交換したり、進めてみたいなぁ。。

ーリモートの仕事
ー 読書ノート
ー 美術館とか芸術(そろそろいけるかな〜)
ー 物々交換(そろそろ交換したいな〜)


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次回へ向けて:2week Highlight



・論文原稿書き終える
・データを揃えきる(Fig3,4)
・出回っている雑誌を読み切る
・高校生用授業2本
・毎日20page本を読む
・論文を2報読む
・LINE memo update