2020年12月2日水曜日

2020年の内省023_11月17日 - 12月02日: 成果の上がらない苦しみと将来への不安... からの脱却を目指して.「熱」のぶつけ先を探そう

ずっと、「熱」のぶつけ先を探している。

自分の中に、一番「熱」があったのはいつだろう。
たぶん、小学生のときだ。

土日の午前が練習時間。練習がお昼にお開きになってもなお、ボールを蹴っていた。お昼時が過ぎていようとそれは関係なく、ご飯も食べずに夕方までずーっと蹴っていた。足がくたくたで【もうとっくに、動けやしない】ところまできていても、まだ気持ちは蹴りたかった。

あれ以来、何かに熱中するということを、僕は忘れてしまったのだろうか。「何かをずっと続ける」ということに対して「苦」はなくて、それは受験勉強だろうと、大学での学業だろうと、研究活動だろうと一緒だ。

でも、そこに「熱」がない。

熱は、科学的にはエネルギーに等しい。エネルギーのフェノタイプの一つに過ぎない。
では、熱やエネルギーは、どこからやってくるのだろう。ご飯。それはそう。ひとつはおいしいご飯。光合成のように自分でエネルギーを創って自分で燃焼できるといいのだけれど、どうやら僕はそうもいかないみたいだ。

着火剤なんてたぶん、自分の気持ち一つなんだろうけど、それがどうやら一生このままみつけられないのではないだろうかと不安が消えない。自分は自分の中にまだ、ちゃんと【熱】を灯せるだけの幼さ・泥臭さを持ち合わせているだろうか。

いつの間にかずいぶん、「大人」になってしまったみたい。
あなたの行動にブレーキをかけるのは、ただ一つ、あなたの心だけなのです。
では、この2週間を振り返ります。


先週のおいしかったもの


【この2週間のKeepとMore】


・研究とキャリア

◆論文執筆
そろそろsubmitしてから5週間たつもののまだ返事は来ず。
全く返事来ないので、意見が割れているのだろうか。。
あと2週間で博論の学位申請出さないといけないというのに、なんというギリギリな闘いでしょう。。もうサクッとアクセプトが来ないと卒業は延期になってしまうよ。。。

一方、先週3日ほど集中して副専攻での論文を仕上げました。
10ページ4300wordsくらいの分量になりました。
まあ副専攻なのでレポートに近い感じになってますが、いろいろ活動してきた集大成・復習としていい感じなのではないかと思います。

こちらは査読を受けないし外部にも公開されないらしいので、そのまま事務に提出(形式からして学位論文というよりやっぱりレポートだな)。


◆実験
なんかずっとウエスタンブロッティングしてます。
きれいなデータ出すために足掻いているところです。
なぜか何回やっても汚く出てしまう、リン酸化抗体。

そろそろ新しいプロジェクトだとか、成果につながる実験をしたい。
までもリバイスに備えた実験結果を持っているかどうかで卒業が左右される可能性がある、というのを考えると、それはそれでちゃんとやった方がいい理由になるから、やってます。


◆論文・文献を読むこと
こん週になってscienceの紙雑誌をざらっと流し読みして、面白そうなのを電子データでとってます。あと、医薬分業の記述統計プロジェクトを始めたので、それに関する論文は精読を始めております。


◆キャリア
アクセプトが来ないと就活をはじめられない、という言い訳をつくってないだろうか。そろそろ本当に始めないと、ポスドク・助教になれない。
...ということで、週明けにかけて、尊敬している友人や人生の岐路でいつもお話を聞いてもらっている尊敬する方にアポを取ってキャリア相談の予約を展開中。来週にかけて終えて、中旬くらいからはもう論文の在りなしに関わらず、就職活動を始めてしまおう。


ーーここは年末までメモーー
僕はそろそろ【過去の経歴を捨てる】ということをした方がいいのかもしれない。SNSのプロフだとかに過去の自分の情報が山積してきている。非表示にして、自分の代名詞となれるような、今の自分を体現してくれるような形にしないとな。毎年年末にやってるのですが、そろそろキャリアの棚卸の時期です。


・ライフ_生活習慣, Highlight


◆日常と生活習慣
体調コンディションが大方復活。東京から帰ってきて、劇的に回復した。
たぶん普通にリフレッシュが足りてなかったんだろう。

でも体力が落ちているので、走ろう。
できれば朝、走れるようになりたい。
朝活、再開しよう。


◆ハイライト効果
情報の取り込みで一部未達があったけれど、この2週間、大方ハイライトは達成。
特にタスク的なところをこなせたのはよし。
集中力が緩慢になるのだけ勘弁。

・新しいプロジェクト1. 「朝の論文輪読会 SeeD」

徐々に再開の雰囲気が流れています。よかった。。
新しい仲間もジョイン(予定)。
次の1ステップを考えておかねば。分科会の構想とかはある。
どうやって勉強会を【動くプロジェクト】にまで変えていくか。

[アイデアmemo残し]
●論文ウォッチさんのようなサイトはとても需要があると思っています。
https://aasj.jp/watch.html

毎回SeeDで読む論文を簡単にこのような形でサマリーして発信していくことにもやはり、需要がある気がしている。テキスト化して1000文字くらいでもいいし、録画・録音して動画なり音声コンテンツとして配信するのもいい。こういうのはアイデアとして持っておきたいところ。

●夜会コンテンツを実施
 -論文の読み方
 -情報の集め方
 -資料の作り方

●分科会をつくる
何でもいいけど例えば、【ワクチン忌避】に関する論文についてのchannelをつくって、論文読みつつ、集まっている知識はgoogle docsかなにかで共同ドキュメンテーションしておく。みたいな。
するともう自然に立派な「資料」ができあがる。

・新しいプロジェクト2. 「アートと医療の交差点」


学生さんや、他のメンバーが進めてくれていて頼もしい限りです。
ひとけんのみなさん、ありがとうございます。

・新しいプロジェクト3. 「大学1年生をつなぐ」


こちらもいったんペンディングになっています。
(多分自然消滅しそう。。)

・新しいプロジェクト4. 記述統計「医薬分業からみる薬剤師の職能」


薬剤師の職能を禁忌の処方から見ることはできないだろうか。
データを用いた記述統計的手法に取り組んで、ポリシーメイク的なところへと繋げていこうというプロジェクトです。ゴールは論文化。

昔からメンター的な存在をしていただいている大先輩と数カ月から半年のスパンでやっていこうということになりました。

・プライベート

①都内に行ってきました。
 論文コンテストの審査会への参加がおもな目的でしたが、学生寮へのご挨拶、弟との近況報告、お世話になった方へのご挨拶などができました。いい気分転換にもなりまして、満足。

②我が家にロイスチョコのアドベントカレンダーがやってきました。
これは嬉しい!!!




ずっと【ああ、いいなぁ】と思いながら見つめてきたけど、来年こそは僕が、「XXアドベントカレンダー」をやりたいな。なんかいいテーマだけ見つけておこう。オウンドメディアほしいなぁ。

モデルはここの、創薬アドベントカレンダー
https://adventar.org/calendars/5118


・情報input


ちらりちらりと読み物も復活させています。
ただ自戒なのは、「何のために読むのか」である。
まあ、無駄に読むのも一興なのですが、あくまでも【修行】をいつまでもしていてはいけないということだ。(だからといって読み物をしなくていいわけではなくて、目的が変わってくる。)

【熱】のぶつけ先を探すために読もうなんていうのなら、一生見つからないと自分に言ってやりたい。なぜなら、今までの人生で一度も、「これを読んで、観て人生が変わりました!」みたいな本・映画etc.に出会ったことがないからだ。



・高大連携:高校生に対する出前事業関連


この2週間は、序盤に1つ高校で授業。去年も依頼を頂いた高校なので、純粋に嬉しかった。
・長野県立松本深志高等学校

ここの高校生は本当に熱心な子が多くって、(昨年もそうであったが、)授業後もいろいろ質問に来てくれた。質問をすることは生徒にとっては勇気のいることであるが、これは講師にとっては嬉しいことである。高校の先生方たちも、このような生徒の積極性を毎年しっかりはぐぐまれていて素晴らしいと思う。

今年の授業、残りはあと3校くらいで、次の2週間で京都大学側から依頼を受けている授業は全部終わりです。


○山形での授業の様子も何とか論文に仕上げるか、ショートレターとかに仕上げるかして学術的なアウトプットを出したいのだけれど、これはこれでまあ、どうしたものかと。ちょっと頭の中に置いているプロジェクトです。

・その他

●オンラインイベントでのアンケートを、記事化
今週のアウトプットの一つに、別途記事の執筆がある。
5月ごろにやっていた慶應でのゼミ関連のイベント(オンライン開催) にて、「コロナ時代の未来貢献」というテーマで半日かけて色々やっていた。
その中でとったアンケートをせっかくだからとテキストマイニングにかけたりして解析して、記事化していた。

寄稿先は検討中であるが、はやいうちに出してしまいたい。

●公募だだ落ち:
これに引きずられて土日はかなりショックを受けていた。
先月あたりは大量に「応募」なりをしていたのだけれど、それがもうひたすらダメでした。
大変に悔しい月末を過ごしていました。。

[だめだったやつ]
競争的研究資金の公募*2
コンペティションへの応募*1  (一応企業賞はとれたもののふがいない。)
日本語の論文(リバイス)提出*1(re-submissionに期待とのことなので、たぶんする)


●最終審査員を拝命しているKPMG AZSA次世代論文コンテストの最終審査


この辺は最低限クリアしたい。
https://home.kpmg/jp/ja/home/campaigns/2020/04/osaka-essay-contest.html



・読書とか思考とか




ああ、後味といい、いい終わり方でした。
森博嗣作品、多分また読みたくなるだろうなぁ。

積読本がたまっているので、読書の年末にできればと思います。
(少なくとも論文のリバイスが来るまでは。。)

・アウトプット


前回から今回までの業績・成果をまとめています。

  • メディアアウトプット

    ー福島県立会津高校・愛知県桜花学園高校のHPに
     オンデマンド配信授業の様子が掲載!
    https://ohka-hs.com/news/entry-763.html

    https://aizu-h.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/12/915b9824ec1eb42c11d87c76a3f02c87?frame_id=54
     
  • 登壇
    11月17日:リアルタイム配信授業. 長野県立松本深志高等学校
    11月21日:未来博士3分コンペティション. ファイナリストとして(企業賞)


・今後の露出情報


12月4日:武生高等学校、リアルタイム配信授業
12月8日:帝塚山高等学校、リアルタイム配信授業

12月20日: サイエンスキャッスル関西(未定)
こちらはリバネスが主催されている中高生向けのサイエンスイベント。審査員かメンターみたいな存在として顔を出すかもしれません。

12月21日: KPMG第4回次世代論文コンテスト表彰式
先週?末に開催された最終審査も無事終えて、そろそろコンテスト参加者には結果が返っていると思います。開催形態がどうなるかは未定ですが、その表彰式に出席する予定です。5分程度の講評を依頼されています。

たぶんどのようなチームもそれなりに少なくない時間を割かれていると思うので、僕もしっかり準備をしたうえで当日に臨みたいと思います。エントリしてくれた若手のみなさん、ありがとう。


11-新年:山形県新庄東高校
教育事業を展開する知人からのご紹介で、起業をはじめとした各界のトップランナー講師の補佐役として登場します。合計3回。
12月に1回、1月に1回、zoomで探究学習支援を行います。



その他やれてないこと


朝活をしようかなと。ランニングせねばと思っている。
芸術系では、都内でルドン・ロートレック展にいけたのがでかい。
コロナで2020年前半に足を運べてなかったものの、挽回してきている。

後は物々交換かなぁ。。
ー 体のメンテナンス:筋トレとかストレッチとか
ー 読書ノート
ー 美術館とか芸術(そろそろいける)
ー 物々交換(そろそろ交換したいな〜


=====================================

次回へ向けて:2week Highlight


・リバイス実験→学位審査出す(もはや希望)
・論文を2報精読
・web記事2month 進める
・2冊本読む
 
・学内公募だす(希望)

[EVENT] 

・高校での講演①、②
・対談
・医薬分業勉強会
・キャリアメンタリング①、②

 

=====================================
参考文献
1.
=====================================
参考URL
<●●について>
次のURLを参考にさせていただきました。

=====================================
関連書籍