2016年1月28日木曜日

感性を磨け。 ひとりでいる時間を意識的に確保するということ

やっぱり日々は忙しい?



2016年が始まって1か月が経とうとしている。
時がたつのは早いものだということはいうまでもない。


2015年の年末はいつになく忙しかったように感じていた。
ただでさえ学生寮での会議や卒業論文の執筆、
学生団体の運営等を抱えているうえに
忘年会やら旅行やらと、とんとん拍子で時が進んで、
気が付いたら年が明けていた。

年明けゆっくりできる時間を持てたので、
幸いにも自分を顧みる時間を多くとれた。

年末の自分を振り返ってみると、このままではまずいと思った。
ほとんど自分が成長していなかったのではないか、という危機感を抱いた。

なんとなく意識の奥底でその原因はわかっていた。
いわゆる自分の時間を確保できないまま
漫然と忙しいような日々を過ごしていたのだ。

ひとりの時間をもつこと


僕は昔から一人でいる時間をとっても大事にする。
12月はおそらくこれができていなかったのだろう。
さすがにいろいろ疲れて年明けはぐいっと自分の世界を大事にすることを意識した。

僕はこの時間を読書や映画鑑賞、サッカー観戦、ラジオ視聴などに充てた。

このことがとってもよかった。
と、一か月たとうとしている今思う。

なんだかんだ言って、人と会っている時間って
自己研鑽になかなかつながらない。
何かを勉強するきっかけを得るには人と会って
いろんな話をするのがいいのだけれども、
結局なにかスキルや知識を身につけるのって、いつも一人だ。

読書や映画鑑賞、サッカー観戦、ラジオ視聴で何を得るか


読書や映画鑑賞、サッカー観戦、ラジオ視聴が自己研鑽かと問われると
はっきり言ってこれは趣味でしかないというのは自分でもわかっている。

ただ、まずは新年あけて一人の時間の大切さを再認識しようという意味で
こうした取り組みに時間を充てるようにしたのだ。
自己研鑽はそのあとでも構わない。

そしてさらに、読書や映画鑑賞を通して多くの教養も身につく。
ここも時間を作った大きな理由の一つだ。
社会的な一般常識はもちろんのこと、今回は特に
感性を磨くというところをかなり意識した。


人に何かを語りかけて納得、共感してもらうためにはやっぱり
感性というか、相手の感情にグイと訴えかけられる何かが必要だと思う。

そういう意味で、人間関係とか感情とかを鮮やかに描く
小説とか映画とかって、とっても感性を大事にしていて学ぶべきところが多い。

特に医療という分野に進もうとしている自分にとって、
相手の心を慮ることはきっとこれからもっともっと大事になってくる。
一人になることでわかってくる感性というものもあるはずだ。

五感をもっと大切に、生きよう。